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リフォーム 4

9月から始まった一階の一部のリフォームが、今日で一応終了です。
棟梁さんの仕事は終了です。 
棟梁さんはじめ、おいでいただいた職人さん、業者さん、ありがとうございました。 お疲れ様でした。

とはいうものの、完成という感じではないんです。

蓄熱暖房機を取り付けたのですが、現在60アンペアで使用するとブレーカーが落ちてしまいます。
IHを使用して電子レンジを一緒に使ったときにもブレーカーが落ちたんです。
業者さんが、「60アンペアで十分です」とのことだったのですが・・・。分かっていなかったようです。いろんなお宅で経験しているんでしょうがね・・・。

ということで、東北電力に120アンペアに切り替えを申請したところ、電線の張り替えが必要で、1月7日に工事に入る予定です。
それまで蓄熱暖房機は使用できません。

正月には檀家さん方が年始においでになる方もいらっしゃるので、本堂の暖房が必要ですし、息子たちも帰省しますから、通常より電気の使用量は増えますからね~。
妻曰く「IHの利用に十分注意しなくっちゃ!」


当初、11月23日の工期だったので、年内には荷物の片付けもすべて終わって新年を迎えられると思っていたのですが、1か月以上の遅れは想定外でした。
少しずつ片づけてはいますが、本格的な片づけは来年に持ち越しのようです。

お檀家さん方には迷惑のかからないようにしていますので、ご安心ください。


とはいえ、まずは、ホッとしています。
リフォームとはいうものの、大事業ですね。なにかと疲れることがありました。

写真はありませんが、ご報告までです。
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リフォーム 2 と 六曜

先日、9月20日から庫裡の一部のリフォームがいよいよ開始しました。

7月4日にも書きましたが、一階部分の一部の改修と外装等の工事です。

     リフォーム2-1

施工会社から事前に、20日から工事をしたいとの申し出がありました。
20日は「彼岸の入り」で、それまでの準備等を考えると何かと忙しいわけでして、別の日に始められないのかと話しましたが、「大安ですから・・・」とのこと。「次の大安は26日になってしまい、工事が遅れてしまうことも心配ですし・・・」と。

「こちらとしては、大安にはこだわりませんよ。仏滅でもいいんですから。」といっても、うなづいてくれませんでした。
「大工さんをはじめ、施工者がいやがるのであれば仕方ありませんが・・・」と折れるしかありませんでした。
実際に工事を行う方が気持ちよく仕事ができるのであれば、それも仕方がないことですらね。
「仏滅に仕事を始めたから事故を起こした。」なんてことになっても困りますし・・・。

23日は彼岸の中日で特にお檀家さんのお寺へのお参りが多く、ご法事もあることから、工事は休みとしていただきました。
11月下旬までの工事ですので、東照寺においでのみなさんにご迷惑のかからないようにとは思っておりますが、ご理解ください。


せっかくですので、暦の六曜について書きます。

「六曜(ろくよう 又は りくよう と読む)」といわれるもので、「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」の6つが単純に繰り返されてカレンダーに書かれているんですね。
でも、その順番が突然変わる時があります。「なあ~んでか?」
その答えは後ほどに・・・。

六曜は中国が起源だとか言われているようです。日本には鎌倉時代から室町時代ではないかとのことです。
その日の運勢を示すもので、ばくち打ちなどの勝負師や遊び人などが、掛けごとを行う際に利用したものだと言われています。6つしかない区分けなので、簡単でわかりやすいということもあって近年に一般的に流行したとも言われています。

「仏滅」は、最初、「虚亡」「空亡」と言われていたんです。総てがむなしいということから、「物滅(ぶつめつ)」となり、その「物」が「仏」の字に当てられ「仏滅」となったんです。
「友引」も「共引(ともびき)」が変化したもので、当初の意味は、共に引くということで、勝敗がつかない。引き分けと言う意味です。「留引(ゆういん)」の「とめひく」が「ともびき」となり、「友引」の字になったということもあるようです。

「赤口(しゃっく しゃっこう など色々な呼び方あり)」は、もともとから使われているものですが、他の5つは全て漢字が変わってきているのです。ですから、意味合いもまったく変わってきている場合も多いんですね。

肝心なことですが、「六曜は仏教とは一切関係ないものです!!」
お釈迦様はこのような占いごとは一切禁じているのです。

ただし、「友引でもいいから葬儀をしなさい」とは申し上げておりません。それは、「友を引く」という考え方が一般的にある中で、葬儀を執行する施主家とお坊さんだけが納得して葬儀をおこなっても、その後に、親族や近隣、友人等がお亡くなりになった場合、友引の日の葬儀が原因ではないにしても、気まずい思いをすることも考えられますからね・・・。


最後に、“順番が突然変わる時があります。「なあ~んでか?」”の解答です。

日を決める基準となるのが、旧暦です。
今日、平成25年9月24日は、旧暦の8月20日です。
この「8月」と「20日」により、六曜が決まるんです。

8+20= 28 ですね。 月と日を足し、6で割るんです。
28÷6=4 余り 4 ですね。 この「余り」で決まります。

余りが 0は「大安」 1は「赤口」 2は「先勝」 3は「友引」 4は「先負」 5は「仏滅」 と決まっています。

ですから、今日は、余り4ですから「先負」と言うことになります。
六曜が書いてあるカレンダーなどを見て下さい。そうでしょ。

旧暦の元旦は、1+1ですから、余りは2です。
ですから、旧暦の元旦は、毎年、必ず「先勝」ということになりますね。

ということで、答えは、
≪ 旧暦の「月」と「日」を足すので、旧暦の月が変わると順番が突然変わる ≫ です。

私が申し上げたい結論は、
『 六曜は根拠のないものですから、とらわれることはありません。 』 ということです。

『 日々是好日 』です!
今日を意義ある日になるよう、取り組んでいきましょう!!

庫裡の一部改装

庫裡(くり 当寺では本堂を除くスペースになります)の一部を、5月にリフォームをすることで契約をしていました。


母の足腰も弱ってきたので、バリアフリーにしなければとのことから、母の行動範囲である一階部分の一部のみの改修です。年内に完成するには5月に契約し、工事開始は9月からとのことで、急いで決めたわけです。
これまで、数回の打ち合わせをおこない、順調に進んでいたところです。
今日も打ち合わせを行ったんですが・・・。

その母が先月、急に亡くなってしまいました。
ポータブル便器も6月上旬に十数万円の高価なものを購入し、万全を期して介護に当たろうとしていた矢先でした。3週間程度しか使用せずに・・・。

契約もしていますし、10パーセントの支払いも終えているし、実際、水回りや床など痛みもあることからリフォームは行いますが、主たる目的の主がいなくなってしまったので、設計変更が生じてきました。


なにかと慌ただしい残り半年となりそうです。


お檀家さんには御迷惑をかけないようにと思っていますが、どうぞよろしくお願いいたします!
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zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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