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お墓掃除/桑の実

今月29日が先住21世の七回忌命日、午後3時から法要を予定しています。

朝食前の朝仕事でお墓の掃除をしました。近づいたら再度しますが、事前の掃除です。
きれいに磨くと喜んでいただけると思えるので、こちらの気持ちもいいもんです。

   桑の実    墓(歴代住職)

墓地からの帰りに桑の実を見つけました。
桑の実で思い出したのが、次の歌です。

「赤とんぼ」
1.夕焼小焼の、赤とんぼ 負われて見たのは、いつの日か
2.山の畑の 桑の実を 小籠(こかご)に摘んだは、まぼろしか
3.十五で姐(ねえ)やは、嫁に行き お里のたよりも、絶えはてた
4.夕焼小焼の、赤とんぼ とまっているよ、竿(さお)の先

子供の頃に、真っ黒くなった桑の実を喜んでほおばったことを思い出します。
今食べると、酸味も甘みも少なく、おいしいとは思えないのにね。
いっぱいとって、ポケットに入れていたらつぶれて、ぐちゃぐちゃになって叱られたことも記憶に残っています。
あの頃はおいしいと思って食べたんだよな~。
ほかにも、名前もわからない実をすっぱいとか甘いとか言いながらたべたっけな~。
野山を泥んこになりながら友達と駆け回っていたころは、もう40数年前のことです。

この歌に出てくるもので、この田舎の尾花沢でも残っている風景は、「夕焼け小焼け」「赤とんぼ」「山」「畑」そして、数少ない「桑の実」しか見ることができません。そう、「山の畑の桑の実」という姿は見えません。もう、畑に桑は植えられていないんです。
養蚕が盛んだったのは、昔の話。農家では、家の中に蚕と人が同居していたんです。寝ていると蚕が顔のところに落ちてきたなんてこともめずらしくありません・・・。

写真の桑の実は自生していたもので、栄養も少ないせいか小ぶりです。
まだ白い実もあり、黒くなったのは少ないね。


今日の朝仕事でお墓を掃除したことへのご褒美に、子供の頃を思い出させてくれたのでしょう。歴代住職さま方からのお礼と思っています。


その桑の実を見て、妻は、「この実、何?」とのこと! 「じぇじぇじぇ!!!」(NHK あまちゃんの影響です ^_^; )
宮城県の農家の娘にもかかわらず、「あたし、桑の実は知らな~い。都会っ子だから~」とのこと。養蚕は本当に小さい頃にやっていたことは覚えている程度だそうです。


今の世の中の変化がスピードが加速しています。これからどうなるのかは想像がつきません。
でも、「夕焼け小焼け」「赤とんぼ」「山」は変わりなく当分受け継いでいくでしょう。できれば「畑」もといいたいのですが・・・。

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zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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