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尾花沢最上線関谷地内バイパス工事完成

東照寺の前を通る県道28号尾花沢最上線の一部区間のバイパス工事が終了しました。
先日、27日の正午に開通しました。

県道28号線は、尾花沢市から最上町に至る主要地方道で、300年以上前の元禄時代、松尾芭蕉が『おくのほそ道』で歩いた道でもあります。
市と町の境界には、『おくのほそ道』に「高山しんしんとして 一鳥声聞かず 木の下闇茂りあいて 夜行くが如し・・・」と記された〝山刀伐(なたぎり)峠〟 今は、山刀伐トンネルを通行します。

その中の、関谷地区の一部区間(東照寺から北東に300mほど行ったところからですが、これまで2つの橋を渡っていたところを、橋を渡らず、集落も通らずに行けるルートを工事しておりました。


写真をと思ったのですが、27日は出かけていたために撮れませんでした。昨日、今日は雪が多く写真を撮影しても状況がわかりずらいようなので、後日、紹介したいと思います。

まずは情報提供です。
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リフォーム 4

9月から始まった一階の一部のリフォームが、今日で一応終了です。
棟梁さんの仕事は終了です。 
棟梁さんはじめ、おいでいただいた職人さん、業者さん、ありがとうございました。 お疲れ様でした。

とはいうものの、完成という感じではないんです。

蓄熱暖房機を取り付けたのですが、現在60アンペアで使用するとブレーカーが落ちてしまいます。
IHを使用して電子レンジを一緒に使ったときにもブレーカーが落ちたんです。
業者さんが、「60アンペアで十分です」とのことだったのですが・・・。分かっていなかったようです。いろんなお宅で経験しているんでしょうがね・・・。

ということで、東北電力に120アンペアに切り替えを申請したところ、電線の張り替えが必要で、1月7日に工事に入る予定です。
それまで蓄熱暖房機は使用できません。

正月には檀家さん方が年始においでになる方もいらっしゃるので、本堂の暖房が必要ですし、息子たちも帰省しますから、通常より電気の使用量は増えますからね~。
妻曰く「IHの利用に十分注意しなくっちゃ!」


当初、11月23日の工期だったので、年内には荷物の片付けもすべて終わって新年を迎えられると思っていたのですが、1か月以上の遅れは想定外でした。
少しずつ片づけてはいますが、本格的な片づけは来年に持ち越しのようです。

お檀家さん方には迷惑のかからないようにしていますので、ご安心ください。


とはいえ、まずは、ホッとしています。
リフォームとはいうものの、大事業ですね。なにかと疲れることがありました。

写真はありませんが、ご報告までです。

杉の倒木 あわや・・・! と リフォーム3

15日の朝、山門前に杉の幹が倒れ、通路をふさいでいました。
数日前から重い雪が降り、耐えきれなかったのでしょう。
山門をくぐり、観音堂へ登っていく階段の右手の杉が二本。

   H25.12.15 倒木 1
    山門下の階段をふさぎました  朝方の光で写真も暗いです

一本は幹の上の方が折れ、もう一本は幹の途中から下部に掛けて縦に引き裂けるように倒れていました。
更に、もう一本。こちらは、旧県道から観音堂に真っ直ぐ登っていく階段の右側の杉ですが、これは中段から折れ、階段をふさいでいます。
近所の檀家さんの山口竹正さんにお願いしたところ、直ぐにチェーンソーを持って飛んできてくれました。まずは邪魔になるところだけということで、対処していただきました。ありがたいことです。

     H25.12.15 倒木 2
     山門の屋根を枝がかすめて倒れています  あわや・・・です  ホッ!

今年の2月に枝下ろしをした杉なんですが、バランスを崩したということもあるのかもしれません。湿った重た~い雪が数日降り続いて枝にのしかかっていましたからね。

縦に引き裂かれた杉は、山門の屋根をかすめるようにギリギリセーフ!
あと数十センチで軒先がやられていたでしょう。胸を撫でおろしました。

   H25.12.19 倒木 1
    数日後の写真 左上に割れた幹が見えます

今日の積雪は、駐車場で50㎝くらいかな? じぇじぇじぇ ですよね。
でも、倒木のあった15日頃には1mを超えていたんですよ。 じぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇ ですよ!! 長年住んでいる私もびっくり!

今年も大雪なんでしょうか??


話は変わりますが、9月24日に紹介した リフォーム
現在、工期を約1か月遅れています。ほぼ完成に近づいているのですが・・・。
16日にクロネコヤマトに預けていましたタンスなどをはじめ、食器なども搬入され、納まり場所の定まっていない荷物がそっちこっちにという状況になっています。

昨夜、初めてリフォームした寝室に寝ることができました。他人の家に泊まっているような感じです。


そんなこんながありまして、年末の慌ただしさやらも重なって、ブログを書かずにいました・・・。などという言い訳をしつつ、今日のところは終わります。

“ しんとろの湯 ” 初体験

宮城県大崎市の鳴子温泉郷の中の「中山平温泉」にある“ しんとろの湯 ”に妻と二人で行ってきました。
以前に、妻が長男と行ってきて、「良かった!」と口を揃えて言うもんですから、特段、温泉が好きだということでもないのですが、最近、疲れもあるし、五十肩も良くないし・・・ などということで、入浴用品を持っていざ出発!

県境を越えて宮城まで! とはいうものの、で片道30分
温泉特有の硫黄の匂いがしてくれば、「中山平温泉 しんとろの湯」の大きな看板が右手に。

   H25.12.09 しんとろの湯 1
    この建物のみ。浴室も狭いんですよ。

温泉の泉質は、含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉pH9.3(アルカリ性)で、メタケイ酸が493mg。
美肌の湯で、保温・保湿効果もあるとのこと。
入ってすぐに感じましたよ “ 肌に優しい と~ろとろ

贅沢にも、源泉かけ流し
泉温が93℃と熱いために、源泉から木の樋で流し自然に冷却し水を加えることなく源泉本来の「湯の良さ」を味わうことができるのだそうです。
木の樋は約80メートルの長さ。浴室の窓からその様子が一部見えます。


日帰り公衆浴場です。 大人420円。

以前は、地元の人だけが入れる浴場だったのだそうですが、この建物を造ってから一般の人も入れるようになったのだそうです。  ありがたい!

入浴中のおじいちゃんたちの話しぶりを聞いていると、地元の方の交流の場所になっていることが伺えます。

3時頃だったのですが、「明日は、あれに来るのか?」「来るよ。火曜日だからな~」「○○ちゃん(女性の名前)は来るかな?」「来るべな~」との会話。ゲートボールだろうか? まさか、合コンではないだろうけども・・・。

「風呂に入って4時からの水戸黄門を見ながら酒を飲むのが最高だ~」とか、「昨日は今の時間込んでたよ。日曜日だからな~。浴室がいっぱいだった。やっぱり平日だといいな~」などと、風呂場での会話が賑やかでいいな~。地元の湯なんだね~。


帰りに、従業員の方に質問しました。
「“しんとろの湯”のネーミングの由来は?」
「募集したんですが、以前からこういう唄があったんですよ」と見せてくれたのが、この のれん。

    H25.12.09 しんとろの湯 2
    四季が唄われている内の「秋」の歌詞がこれで、四種類ののれんがあるそうです。

「中山しんとろ節 というのがあって、これからとったんです。“しんとろ”というのは、芯から温まって、湯がとろっとしていることから言われてきたんでしょうね」とのこと。

そのとおりだと思いました。 ネーミングはこの温泉を表すのにとってもピッタリです!!

妻の肌も、益々きれいになったようです

一度入浴してみてください。お勧めです。

作業 ・ 合同供養 ・ 成道会 慌ただしい一日

庫裡裏の斜面の崩落対策

数日前に、庫裡裏の斜面の一部に亀裂等が見つかりました。
このまま放置しては、雪解けの時期など、特に崩落の危険があるのではとのことから、急遽、役員会を開催し、応急措置として水の浸入を抑えるためのシートを張ることにしました。

檀家さんの中で土建業等に携わっている方々と役員さんの手伝いにより、昨日から今日に掛けて、30㎝ほどの積雪の中での作業ということで難儀を掛けましたが、約30mの区間に対応していただきました。お陰さまで、ひとまずはということですが、自然の力は想像を超えますからね。心配は尽きません。
本格的な対応は、来春の雪解け後に行う必要があります。檀家さん方のご協力をお願いしなければなりません。よろしくお願いいたします。

H25.12.03 崖 1 写真の中央が特に危険

H25.12.03 崖 2 12月6日 臨時役員会で現地確認

H25.12.08 崖作業 1 雪の中の作業 住職・副住職も

H25.12.08 崖作業 2 小さめの重機も協力をいただく

H25.12.08 崖作業 3 終了後の写真

合同供養

午前中に、合同供養を行いました。
本年中に年忌が当たっている精霊をご供養する法要です。
参加されました方々にとって、回向する精霊に対し、それぞれの歳月を経た中で、それぞれの思いがあろうかと思います。

供養の意味について考えますと、手を合わせて念じてくれる方がいることは、亡くなられた方にとってありがたいことではあります。しかし、逆に、お参りに来た方が、供養をすることによって心安らかな気持ちになっていただくことが望ましいことではないかと思っています。

自分が亡くなった後、供養をされる側になったとしたら、手を合わせてくれる子や孫が供養の後に心安らかになってくれれば嬉しいですよね。

このように、亡くなった方が喜んでくれる、安心を与えるように念じるのが供養であれば、生きている側が、お釈迦様の教えに耳を傾け、正しい行いを実践していくこと一番の安心を与えることになるのではないでしょうか。
是非、お寺に足を運んでください。

   H25.12.08 合同供養 1
    般若心経と修証義を、一緒に唱えました
   H25.12.08 合同供養 2

12月8日 成道会

お釈迦様にとって、大きな節目の日が年3回あります。
誕生日     4月 8日 ≪ 降誕会(ごうたんえ)≫
お悟りの日 12月 8日 ≪ 成道会(じょうどうえ)≫
命 日     2月15日 ≪ 涅槃会(ねはんえ)≫
以上を「三仏忌」といいまして、各寺院において法要が執り行われます。
東照寺においても、法要を行います。大勢の参加とは行きませんが、主に、御詠歌を行っている方々に御詠歌もお唱えしていただきながら、お釈迦様に感謝のまことを捧げます。

2,400年以上昔に悟られたお釈迦様の教え、その教えの正しい法を受け継いだ道元禅師の教え、その教えを多くの人に教え広める基礎をつくられた瑩山禅師。
一仏二祖(いちぶつにそ)がおられればこその曹洞宗の教えを一緒に学んでいきましょう。

   H25.12.08 成道会 2
    御詠歌を唱えて

   H25.12.08 成道会 1
    お釈迦様の聖号を唱える中、全員焼香

   H25.12.08 成道会 2
    法要終了後にお話をさせていただきました

プロフィール

zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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