工事開始
お盆が過ぎても何かと檀務 ( だんむ 主にご法事などのお檀家さんに関わる勤め ) が毎日重なり、今日、久しぶりに開放日となりました。
ブログも久々となってしまいました。
などと言い訳を書きましたが、“ 先月もたった3回じゃないか ” と突っ込まれますよね。
“ すみません ” 素直に謝ります。
ということではありますが、今日は、昨年12月8日に “ 庫裡裏の斜面の崩落対策 ” で記載しました件です。
崩落の対策工事が昨日から着工しました。
基本的には、斜面の下の部分に石を詰め込んだ “ 蒲団かご ” というのだそうですが、数段重ねて土留めを行う工事です。
工事費用につきましては、住職も一部負担をしましたが、ほとんどを東照寺のお檀家さん方にご負担をいただきました。お檀家さん、ありがとうございます。
来月末には完成ということの予定ですので、まずは、ご報告です。


さて、近年、豪雨による災害が頻繁に起きますね。
この度の広島を中心とする災害も多くの方の命を奪いました。
被災された方々に、哀悼の意とお見舞いを申し上げます。
想定を超える、考えられないほどの短期間での豪雨。
自然の恐ろしさを思い知らされます。
山際や傾斜地に住めば土砂崩れの心配。
日本全国いたる所に地震の心配はありますし、特に、海辺に住めば津波の心配。
都会では建物の密集地に、地震や大火災が起きれば、それこそ逃げ場を失うことでしょう。
はたして、安心して暮らせる補償ができるところはどこにあるのでしょう。
絶対安全などというところはありません。
ですから、少しの危険性だけでは、他に移り住むという選択はなかなかできないことです。地域への愛着もあるのですからね。
そうは言うものの、当寺の周りの檀家さんの中で他所に転居する一家も珍しくなくなっています。
若い方の勤め先が近いところへということもあるのでしょうが、やはり豪雪地であり、雪への対応が大変なこと。毎朝、出勤前後の除雪作業は余計なことなんですからね。
それも、数カ月間、毎年ですからね。豪雪は、転居を判断させるほどの大きな災害と言えるわけです。
でも、私は、一年の中で雪が消え始める時期から花が咲き始める頃までが大好きです。
小さな頃から一貫してそう思ってきました。
家内は、宮城県の農家の生まれで、雪が積もることはほとんどない地方で育ちましたから、出会った頃、3月頃は砂埃が舞う中、農作業に慌ただしく働く家族の中で過ごさなければならないので、春のイメージは良くなく、私の感覚と違いがあったんですね。
しかし、雪国に嫁いで、春を待ちわびる気持ち、春を迎えられる喜びが十分に分かったと話しています。
苦労を味わったからこそ嬉しさを実感できるのは、どんなことでも同じですね。
禅の言葉に
“ 梅は寒苦を経て清香を放つ ” があります。
寒い冬を乗り越えて、春を迎えるとともに咲き出す梅。
寒さがあるからこそ清らかな香りを放ってくれるのでしょう。
海援隊の “ 贈る言葉 ” の歌詞には
♪ 人は悲しみが 多いほど
人には優しく できるのだから ♪ とも。
もっと現実的なのが、「 お腹を空かせなければ、どんな料理もおいしくはいただけません。 」
と書いたら、“ それって、ちょっと違うんじゃない! ” と家内の鋭い突っ込みが・・・。
都会の良さ。田舎の良さ。南国の良さ。雪国の良さ。
いろんな良さがあります。
どれが自分にとって良いと言えるのか。
それは、それぞれ選べばいいんですよね。
先日、福岡県北九州市生まれの古藤拓さんという方が、尾花沢市に住んでくれることになったと、山形新聞の「 日曜インタビュー 」に載っていました。
“ 緑のふるさと協力隊 ” という都会の若者に田舎に来てもらい地域活性化を図ってもらう事業で、4年前に来て、昨年から尾花沢市に農業をしながら根を下ろすことを決めたとの内容です。
尾花沢市に残る決意をした理由は、 「 一番の理由は尾花沢が好きだから。人が温かく、自然が豊か。都会にいた頃は自分の存在がぼやけていたが、尾花沢で自分にやれることがあることを教えられたから。 」 というようなことのようです。
田舎暮らしは、定年を迎えたリタイヤ組だけでなく、若者にも魅力があるということも言えますね。
もちろん、人それぞれですが・・・。
今日は、脈略のない話になってしまったような・・・
疲れがたまったせいかな・・・
ブログも久々となってしまいました。
などと言い訳を書きましたが、“ 先月もたった3回じゃないか ” と突っ込まれますよね。
“ すみません ” 素直に謝ります。
ということではありますが、今日は、昨年12月8日に “ 庫裡裏の斜面の崩落対策 ” で記載しました件です。
崩落の対策工事が昨日から着工しました。
基本的には、斜面の下の部分に石を詰め込んだ “ 蒲団かご ” というのだそうですが、数段重ねて土留めを行う工事です。
工事費用につきましては、住職も一部負担をしましたが、ほとんどを東照寺のお檀家さん方にご負担をいただきました。お檀家さん、ありがとうございます。
来月末には完成ということの予定ですので、まずは、ご報告です。


さて、近年、豪雨による災害が頻繁に起きますね。
この度の広島を中心とする災害も多くの方の命を奪いました。
被災された方々に、哀悼の意とお見舞いを申し上げます。
想定を超える、考えられないほどの短期間での豪雨。
自然の恐ろしさを思い知らされます。
山際や傾斜地に住めば土砂崩れの心配。
日本全国いたる所に地震の心配はありますし、特に、海辺に住めば津波の心配。
都会では建物の密集地に、地震や大火災が起きれば、それこそ逃げ場を失うことでしょう。
はたして、安心して暮らせる補償ができるところはどこにあるのでしょう。
絶対安全などというところはありません。
ですから、少しの危険性だけでは、他に移り住むという選択はなかなかできないことです。地域への愛着もあるのですからね。
そうは言うものの、当寺の周りの檀家さんの中で他所に転居する一家も珍しくなくなっています。
若い方の勤め先が近いところへということもあるのでしょうが、やはり豪雪地であり、雪への対応が大変なこと。毎朝、出勤前後の除雪作業は余計なことなんですからね。
それも、数カ月間、毎年ですからね。豪雪は、転居を判断させるほどの大きな災害と言えるわけです。
でも、私は、一年の中で雪が消え始める時期から花が咲き始める頃までが大好きです。
小さな頃から一貫してそう思ってきました。
家内は、宮城県の農家の生まれで、雪が積もることはほとんどない地方で育ちましたから、出会った頃、3月頃は砂埃が舞う中、農作業に慌ただしく働く家族の中で過ごさなければならないので、春のイメージは良くなく、私の感覚と違いがあったんですね。
しかし、雪国に嫁いで、春を待ちわびる気持ち、春を迎えられる喜びが十分に分かったと話しています。
苦労を味わったからこそ嬉しさを実感できるのは、どんなことでも同じですね。
禅の言葉に
“ 梅は寒苦を経て清香を放つ ” があります。
寒い冬を乗り越えて、春を迎えるとともに咲き出す梅。
寒さがあるからこそ清らかな香りを放ってくれるのでしょう。
海援隊の “ 贈る言葉 ” の歌詞には
♪ 人は悲しみが 多いほど
人には優しく できるのだから ♪ とも。
もっと現実的なのが、「 お腹を空かせなければ、どんな料理もおいしくはいただけません。 」
と書いたら、“ それって、ちょっと違うんじゃない! ” と家内の鋭い突っ込みが・・・。
都会の良さ。田舎の良さ。南国の良さ。雪国の良さ。
いろんな良さがあります。
どれが自分にとって良いと言えるのか。
それは、それぞれ選べばいいんですよね。
先日、福岡県北九州市生まれの古藤拓さんという方が、尾花沢市に住んでくれることになったと、山形新聞の「 日曜インタビュー 」に載っていました。
“ 緑のふるさと協力隊 ” という都会の若者に田舎に来てもらい地域活性化を図ってもらう事業で、4年前に来て、昨年から尾花沢市に農業をしながら根を下ろすことを決めたとの内容です。
尾花沢市に残る決意をした理由は、 「 一番の理由は尾花沢が好きだから。人が温かく、自然が豊か。都会にいた頃は自分の存在がぼやけていたが、尾花沢で自分にやれることがあることを教えられたから。 」 というようなことのようです。
田舎暮らしは、定年を迎えたリタイヤ組だけでなく、若者にも魅力があるということも言えますね。
もちろん、人それぞれですが・・・。
今日は、脈略のない話になってしまったような・・・
疲れがたまったせいかな・・・
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