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わらび座 「ミュージカル ブッダ」

昨日、ミュージカル ブッダ を見てきました。

『 ブッダ 』 は、手塚治虫原作。
マンガは持っていますし、映画も見ました。

今回はミュージカル。
15分ほどの休憩を入れて、約2時間10分ほど。

田舎の和尚さんなので、めったに見ないミュージカル。
近頃は、虫の音に耳を傾けている状態ですから、響き渡る音量、歌と踊りに圧倒されました。


“ ミュージカル ブッダ ” は、全日本仏教会として、そして、曹洞宗や各宗派でも推薦しています。
これからも、各地で公演されるようですから、まだ見ていない方は、機会があったら是非ご覧ください。



原作のマンガを見てもらうのももちろんです。

原作のマンガ自体もいろいろな脚色が付けられているわけですから、鵜呑みにされても困るわけですが・・・。
しかし、釈迦族の王子として生まれ、真理を求めて難行苦行をした後、身を清め、坐禅を組み、体と心を安らかにし悟りを開かれたブッダ。
その一生を、そして、その教えの一端に触れることができます。


ブッダ(お釈迦さま)の教えは、生きている人のための教えです。
“ 仏教 ” とは ・・・・・ 私たちが生きていく上で、大切なことを教えて下さっています。

いろいろな機会に、お釈迦様の教えに、少しでも触れていただければと思います。



東照寺では16枚のチケットを購入しました。
当日、お一人行けなくなったのが残念でした。


H26.12.20 ミュージカル ブッダ
怪物としておそれられた大男の “ ヤタラ ” という役を演じた方に、妻が写真をねだりました。
いい声でしたよ~。
左の後ろで握手している方が “ タッタ ” という、人間とオオカミの血を引いているという役の方です。
「 すばらしい動きでしたね 」 と、声を掛けて握手してきました。
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尾花沢大石田三十三観音例大祭

毎年10月18日に行われます “ 尾花沢大石田三十三観音例大祭 ” が、尾花沢市延沢の龍護寺様にて行われました。

午前9時開会。
まず、大石田町鷹巣の地福寺ご住職の宇野全匡師の法話。
わかりやすいお話で、会場は笑いが絶えない中にも、「 うん うん 」 と、うなづく姿が多く見受けられましたね。

H26.10.18 尾花沢大石田三十三観音例大祭 1

お話の中身は、私たちが思っている仏心(ほとけのこころ)を気付かされるものですね。
自ら既に、持っている、わかっていることなんだけれども、普段の生活でその行いができていないことを気付かせてもらえるんですね。
そして、肝心なのは、改めて気付いた行いを実践に生かしていくことです。

仏教のお話に何度も耳を傾けるということが、実践に向かって行くことになるのではないでしょうか。


法話などを聞く機会は、いろいろあるはずです。
法話だけに限りません。
お釈迦様の教えに触れる機会を多くしていただくことが幸せに近づけることと思います。

来年の開催会場は未定ですが、日程は10月18日ですので、是非、予定していただければと思います。



その後の法要では、
三宝御和讃 般若心経 観音霊場の第1番・第30番(会場の龍護寺様の御詠歌)・第33番の御詠歌 十句観音経 などを、全員でお唱えしました。

H26.10.18 尾花沢大石田三十三観音例大祭 2


H26.10.18 尾花沢大石田三十三観音例大祭 3
最後に、恒例の紅白の餅まきが行われました
H26.10.18 尾花沢大石田三十三観音例大祭 4
手に余るほどの沢山の餅をゲットしていたようです



H26.10.18 境内風景 1
杉に絡んでいるツタ   真っ赤です
H26.10.18 境内風景 2

H26.10.18 境内風景 3
トウガラシも秋の日差しで、いい干し加減になっています

絵馬展

尾花沢市に “ 芭蕉・清風歴史資料館 ” があります。

三百数十年前に、俳聖 松尾芭蕉 が尾花沢に10泊11日の長逗留をしました。
旧知の親友であります 鈴木清風 を頼りに、長旅の途中、地元の人たちと交流し、ゆっくりと過ごした地なんです。
東照寺の前も通って行ったことでしょう。


『 おくの細道 』 の中に、

 尾花沢にて清風と云者を尋ぬ。かれは富るものなれども志いやしからず。
 都にも折々かよひて、さすがに旅の情をも知たれば、日比とヾめて、長途のいたはり、さまざまにもてなし侍る。

  涼しさを我宿にしてねまる也
     (すずしさを わがやどにして ねまるなり)
  這出よかひやが下のひきの声
     (はいいでよ かいやがしたの ひきのこえ)
  まゆはきを俤にして紅粉の花
     (まゆはきを おもかげにして べにのはな)
  蚕飼する人は古代のすがた哉   曾良
     (こがいする ひとはこだいの すがたかな)

 と、清風を讃え、芭蕉が3句 曾良が1句 載せています。



私も、この資料館に勤めたことがあるのですが、それは今回はいいとして、

現在、 “ 尾花沢の絵馬展 2 ” が11月14日まで行われています。
昨日、行ってきました。

H26.10.10 絵馬展2

東照寺の絵馬も2面展示されています。

その中の1面がパンフレットにも載っています。 ( 上の写真 )

興味のある方は、是非行ってみてください。



併せて、白蓮さん ( 前回の朝ドラの 「 花子とアン 」 で特に有名になりました ) の掛け軸や短冊、茶碗などの展示もされています。

前回に引き続き、 第2弾の “ 白蓮展 ” です。
尾花沢市内に、白蓮さんにお世話になった方の出品だそうです。

これまた、ご覧ください。



皆既月食

赤茶色の月。

これまでも何度か皆既月食を見たことがありますが、こんな色じゃなかったような・・・


昨夜は、 “ 正法眼蔵を読む会 ” で、村山市のご寺院さんが会場でした。
坐禅の後、輪読を終え、休憩の時間をとって全員で境内に出て月を眺めました。

カメラを持って行くんだったな~  残念!


来年の4月4日に再度あるとのこと。
天気に左右されますが、その時は、是非、写真を載せたいです。


今、変換ミスで “ 怪奇月食 ” と書いてしまいました。
雲ひとつない星空の中での茶褐色の月。
天文が研究されていない昔には “ 怪奇 ” と思えなくもないことだったでしょうね。



さて、今日は、秋晴れ。
所用があってちょっとばかしの外出。
紅葉はまだ早いようですが、秋を感じさせるスナップです。



H26.10.09 秋1
ススキは、なんとなくさびしげですね。 秋だからでしょうか。

H26.10.09 秋2
強い風が吹けば新天地に旅立っていくつもりなんでしょう。

H26.10.09 秋3
何という花なんだろう? 真っ黄色の大きな花です。

H26.10.09 秋4
「 豊作なんだけど・・・。 」  農家の声が痛い。

H26.10.09 秋5
境内地に咲く 浜菊

H26.10.09 秋6
“ 草 ” と言われてしまう小さな花。 ひとつひとつ一生懸命に彩りを放っています。

H26.10.09 秋7
境内地の南天  徐々に紅葉がきれいになってきます。

プロフィール

zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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