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かた雪

毎朝、娘(愛犬)の沙弥(しゃみ)を、境内に放牧状態 ( 「 牛や馬じゃないんだから 」 と沙弥に怒られそうですが・・・)。
30分程度の自由時間になります。

雪がない時期には、境内地を歩きまわりますが、冬、ある程度の積雪になると、ぬかるんでしまうため、除雪しているスペース程度に限られてしまいますが、今朝は違いました。

“ かた雪 ” だったんです。

かた雪というのは、 “ 堅雪 ” と書くのかな?
積雪が硬くなり、人が歩いてもぬかるまない状態を言うんです。

ここ数日、この時期にしては暖かく、昨日は特に陽射しも強かったので、雪原の表面がある程度まで水分が多くなり、夜に冷え込んだからでしょう。


H27.02.21 かた雪 2

沙弥も大喜びで走りまわりました。

いつもだと、 「 ごはんだよ~ 」 と声を掛けると、直ぐに戻って来るんですが、今日ばかりは、近くに戻って来た後も、雪の上をはしゃぎまわっていました。

H27.02.21 かた雪 3

小学生の低学年の頃、登校の時にかた雪で、道路でなく、雪の上を歩いて行ったことがあります。
登校の時には、近くの子たちの登校班があったので、班長を先頭に付いていくわけです。
楽しかったですね。
でも、小さい川の上に雪が覆いかぶさっている状態のところを歩いたりするので、雪が薄い場所で抜け落ちたりする心配もあるということだったのでしょう。禁止令が出されることになり、数回しか思いではありませんが・・・。
ふと、40数年前を思いだしました。

今日も天気が良かったので、午後には、ズブズブでした。


かた雪は、例年、もう少し遅いような気がするんですけど・・・。
ここ1週間以上、2月らしい雪は降っていませんね。週間予報も大したことがないようです。

とはいえ、春から一気に真冬になることは覚悟しておかなければ。
まだまだ、気は抜けません。

H27.02.21 かた雪 1
私の足元です。 65kgの私が飛び跳ねても大丈夫!

ソリ滑りは最高です!!
子供のころ、ソリから転んで鼻の頭を擦りむいたことがありましたね (^◇^)
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地元の宮沢地区公民館での “ 新春作品展 ”を妻と見に行ってきました。

H27.02.19 宮沢地区新春作品展 5

いろいろな手づくり作品が展示されていましたよ。

H27.02.19 宮沢地区新春作品展 1
この “ 傘福 ” は、一本ずつ別々の方が作ったものをひとつの作品にしたのだそうです。合作ということですね。色合いもきれいです。


東照寺の檀家さんも出品していましたね。
パッチワークや絵画、木工などなど・・・。


妻も刺激を受けて 「 私もやろうかしら~。 来年の冬になったら 」 と・・・。
一年後の予定が頭の中を駆け巡ったようです。

H27.02.19 宮沢地区新春作品展 2

H27.02.19 宮沢地区新春作品展 3

お茶と玉こんにゃくを御馳走になりながら、あれこれと話をしてきました。

作品数は、圧倒的に女性が多いですね。
男性も負けないで! とはいうものの、 「 なにか出品できませんか 」 と公民館の方に誘われましたが、 「 出せるのは、笑顔くらいだな~ 」 などと冗談を言うしかありませんでした  ^_^;
来年は何か出品できないかな~。


ちなみに、『 宮沢地区新春作品展 』 は、今日 2月19日~22日(日)午後3時までです。
是非、身に行って下さい。

認知症キッズサポーター養成講座

今日は妻の活動報告です。

妻の活動は、お寺の関係では御詠歌や裁縫の勉強会(お袈裟や作務衣、着物等々)、その外には、介護相談員(市の委嘱を受けて)、とんと昔の語り部、小学校での読み聞かせなどなど、私の外出日程よりも多いくらいです。
その妻が、今日、地元の宮沢小学校で “ 認知症キッズサポーター養成講座 ” を行ってきた様子をお知らせします。

“ 認知症サポーター ” というのは、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人だけでなく、家族に対しても温かい目で見守る応援者のことです。

最近、寿命が延びたこともあって、認知症の方は身近にいますよね。
私の母も認知症でした。重度ではなかったかもしれませんが、よく 「 ○○がなくなった。△△が盗んだ。 」 的なことをよく言って、一緒に部屋中を探し回ったことが何度もありました。口調が攻撃的になったりもするんですよ。
私も市役所に勤めていた時に介護関係の担当をしましたので、ある程度は理解していたんですが、いざ、自分の身内がそうなると、家族の大変さが身にしみました。


以前は “ ボケ老人 ” とか “ 痴呆症 ” といい、さげすんだ表現だったわけですが、脳の病気なんですよね。他の臓器に腫瘍ができるのと同じようなもので、自分で何とかできるものではないわけです。
特に、認知症は治療で改善することはもちろん、現状を維持することさえ難しいと言われるのですから、その病気になった方をさげすむことなく、認知症になっても安心して暮らせる社会を作っていかなければならないわけです。

いずれ、私も、そしてあなたも “ 認知症 ” になる可能性は十分にあるわけですから・・・。


ということで、周りの方々に認知症を理解し、そして、対応の仕方などを学んでいただくことが必要なわけです。
今回、初めて小学生を対象に行ったのだそうです。
ですから、“ 認知症キッズサポーター養成講座 ”という名称になるわけです。

まず、パンフレットを基に説明をし、次に、認知症のおばあちゃん、お嫁さん、孫の役での3パターンの寸劇も行ったそうです。
H27.02.09 認知症キッズサポーター養成講座1

これまで数回の打ち合わせを行い、ここ数日間は、特に、それなりに悩んでいたようなので、「 どうだった? 」 と聞いたところ
「 子供たちの感想は
 認知症という言葉は知っていたけれども、病気だとは思っていなかった。
 認知症の人に対してどのように接したらいいのかがわかった。
などなど、それなりに理解してもらえたかな~。
でも、もっと練習が必要だったな。 」 などと反省の弁がありました。

H27.02.09 認知症キッズサポーター養成講座2


三世代同居が多い地域ですから、家庭に認知症がいらっしゃるかもしれませんし、近所にも・・・。
そう考えれば、子供たちに理解してもらって、子供たちから親に話をしてもらえるとすれば、サポーターの拡大になるのかもしれませんよね。



一言で認知症といっても症状や程度もいろいろです。
どんな病気でもそうでしょうが、認知症も身近な人がならないとなかなか理解が難しいですが、地道な活動により、認知症になっても生活しやすい社会に変えていくことができるのでしょう。

次回というのがあるとすれば、なお頑張ってほしいです。 お疲れさまでした。

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Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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