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第54回 管内梅花流奉詠大会

去る22日(土)、第54回を迎える 曹洞宗山形県第一宗務所主催の 「 管内梅花流奉詠大会 」 が開催されました。

昨年は、河北町の 「 サハトべに花 」 で開催と、例年、ホールを借りて開催していましたが、今年度は、初めて天童温泉 舞鶴荘 にて行われました。


東照寺講の講員は7名の参加と少数でしたが、初めて東照寺講単独での登壇奉詠を行うという記念の大会になりました。

“ 大聖釈迦如来成道御和讃 ”
♪ し~わ~ぁ~す~ぅの よ~ぉ~お~ぉか ♪ で始まる御和讃です。
「 しわすの ようか ( 師走の八日 ) 」 です。

H28.10.22 管内梅花流奉詠大会2
7人だけとは思えないような元気なお唱えでした。
お釈迦様が12月8日の早朝、お悟りを開かれた喜びをお唱えしました。

H28.10.22 管内梅花流奉詠大会3
終わった後の講員さん方の安堵の表情です。


また、第一宗務所管内を4つのブロックに分けての “ ブロック登壇 ” では、東照寺講から詠題 ( えいだい 御詠歌のタイトルを唱える方 ) と、詠頭 ( えいとう 出だしの部分を唱える方 ) をお願いすると、急遽、3日前に話があったのですが、それも務めさせていただきました。
H28.10.22 管内梅花流奉詠大会1
前列のイスに座っている二人が、詠題と詠頭を務めた方です。


いろいろと思い出に残る大会となりました。
参加された講員のみなさん、お疲れさまでした。
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新西国 尾花沢大石田三十三観音霊場大祭

毎年10月18日に行われます “ 新西国 尾花沢大石田三十三観音霊場大祭 ” が、尾花沢市名木沢の曹洞宗 長泉寺様にて開催されました。

尾花沢市丹生の巣林寺 安野重幸老師の法話をお聞きした後、大祭の法要が行われ、最後に餅まきをして11時までの楽しく、ありがたい大祭となりました。

三十三観音の会場を持ち回りで行ってきましたが、大祭法要を行える会場としてはひと回りしたことになるとのこと。
来年度からは二巡目となります。
会場は決まっていませんが、毎年定まった期日ですので、よろしければ来年ご参加ください。


会場に、“ 休日画人 ” と称する 澤田 茂 さんの水彩画が展示されていました。
栃木県さくら市在住の会社員だそうですが、尾花沢大石田三十三観音霊場が見事に描かれていました。

H28.10.18 新西国大祭 1
東照寺の風景がこちら。
肉眼で見るよりも趣きのある山寺に描いていただきました。
ありがとうございます。


H28.10.18 新西国大祭 4
最後の餅まき。
数十個の餅を持ち帰る人も少なくありません。
帰りのカバンが重そうでしたよ。

第13回 東照寺写経の会

10月6日、13回目の写経の会。参加者14名。
「 都合が悪くて・・・ 」 との連絡が10数名いらっしゃいました。
みなさん、それぞれ忙しいですね。

今回も初めての参加者が1名。
11月・12月も参加しますと帰って行かれました。

H28.10.06 13回写経の会

写経の後の茶話会では10名程度とこじんまりとなりましたが、それもあってか、現在の悩みごとなどの話も出ました。
ある方の悩み事が、他の人には羨ましいと思えることもあったりして・・・。
見方、考え方を変えることで、苦しみになったり逆になったりするものです。


写経を書く前の今日の法話は、女性誌「GLOW」の9月号に掲載された小泉今日子さんの “ アンチエイジングって言葉が大嫌い ” と発言し、多くの女性の共感と支持をえた。 という話から始めました。
この記事です。 ↓
 http://by-s.me/article/330944633365957476

「 若く見える = 良いこと 」 と捉えがちな社会の風潮に、疑問を感じ、一番大事なのは、自信を持って年を重ね、年相応の輝きを持ち続けることであり、「私は『中年の星』でいいと思う」と話しました。 と小泉今日子さんが語っているんです。

「 ただし、“ サボってありのままでいればいい ” という意味ではないということ。美に気を使うのは大人の女性として当たり前のことであり、それをしないことが良いと言ってる訳ではありません。若さを追いかけなくとも、等身大の美しさを引き出すために、小泉さんも努力しているのでしょう。 」 との記事も。


また、アメリカのホイットマン ( 1819~1892 ) の次の詩についても話しました。
女( おみな )あり 二人ゆく 
若きはうるわし 老いたるは なおうるわし

若ければ肌つやも美しいく麗しいでしょう。
しかし、老女であっても、長い人生の営みの中で、楽しさや苦しさ、悲しさ、いろいろな試練をどう乗り越えてきたかによって、姿や表情、一本一本の白髪やシワにも表れ、内側からにじみ出る麗しき人になると教えてくださっています。
ですから、単純に老いれば誰しも麗しくなるというものではないわけですが・・・。

麗しくなりたいものです。
これは、女性に限った話ではないことはもちろんのことですね。


また、
宗教って、仏に念じれば 「 苦しみから私が救われる 」 と考えたくなるものですが、そうではなく、 「 苦しみが私を救う 」 という見方ができる教えが仏教なのです。
そういう考えができるように仏の教え、そして、般若心経を学びたいものです。
というお話もしたのですが、茶話会で、 「 今の私にとって、すごく感じるところがありました。 」 とおっしゃる方もいらっしゃいました。


「 老いたくない 」 「 病気になりたくない 」 「 死にたくない 」
そんなことを望んでも仕方がない。
誰しも一秒一秒老いていく。
老いに不安がっている心を変えれば、老いに悩むことがなくなる。

小泉今日子さんは “ 楽しいことだよ、年をとるって ”とも言っているそうです。


視点を変える、自分を見つめてみる、そうすれば、苦しみが苦しみでなくなる。
簡単ではないことは確かですが、そう考えられるようになれるのが仏の教えです。
また、来月会いましょう。

H28.10.06 13回写経の会 1

H28.10.06 13回写経の会 2

H28.10.06 13回写経の会 3

筆で書く方、筆ペン、サインペン、ボールペンなど、それぞれ好きな道具で書いています。
手本の上に紙を置いて、なぞり書きで書けるので、子供たちでも可能です。

参加費無料。 
11月は4日 ( 金 )  12月は2日 ( 金 ) 
9時20分集合。11時30分頃終了予定です。

あじさい定植

あじさいです。
今年も秋に定植をしてみました。
春に植えるより根つきがいいように思えます。春に植えると夏の猛暑で枯れる株があるんですよ。
去年秋に植えた株はほとんど根付いた気がします。

そんなことで、今年も彼岸明けにと思っていたのですが、雨が続いたりで、10月に入ってしまいました。
ちょっと心配でもありますが・・・。

おとといは、山門の下側等に30株ほど。
きのうは、庫裡の裏手などに20株ほど。
合わせて50株弱ぐらいですが、今年の定植作業が完了しました。

全部が斜面で、そこに植えるものですから、足腰に負担がかかります。
定植前の草刈り作業などもありましたからね。
少しずつですが、面積も増えますし、定植した株が大きくなって花の数も多くなっているのが感じられるので、作業にもやりがいがあります。


今年定植したあじさいも、来年、花を咲かせてくれますように・・・。


H28.10.03 あじさい定植 1
山門の手前、左側斜面。 ピンクのリボンが見えるのが定植したところ。
株が小さいから、わかりずらいですね。

H28.10.03 あじさい定植 2
庫裏の裏手の斜面。 作業するには急なんです。

H28.10.03 あじさい定植 3
今年は、この程度の株が多かったかな。

初孫に会ってきました

初孫に会いに、茨城まで妻と行ってきました。

孫の名前は “ 要 ”  “ かなめ ” と読みます。
息子たちが名づけました。

“ 読めます ” 今の時代、読めない名前って多いですからね~。
どちらかと言えば、そういう名前じゃない方がいいんじゃないかなどと思っているものですから、私としては安心しているんです。

H28.09.26 要 1

動きました。 あくびしました。 笑いました。 百面相でした。

H28.09.26 要 2

生まれて11日目でしたが、随分と大きくなったというか、顔立ちもしっかりしているというか・・・。
赤ん坊の成長ってこんなに早いものなんだろうか、などと思ったりしました。
自分たちの子供の時と比べればいいのでしょうが、息子が3人いるとはいえ、30年も前のことは忘れてしまいますね。

妻が赤ん坊を抱く姿もとってもぎこちない! 全身に緊張感が表れていますね。


今月、お初参り ( 神社で言うところの “ お宮参り ” ) に東照寺に来るんです。
お嫁さんのご両親もおいでになって、東照寺でお参りをする予定です。
楽しみにしているところです。
プロフィール

zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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