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曹洞禅ナビ

降り続いた雪も、ひと段落。
今日は陽の光がまぶしかったです。積もった雪も少しは沈んで、積雪量も幾分少なくなったような気がします。屋根に積もった雪も大分落ちました。


さて、“ 曹洞禅ナビ ” というのをご存知ですか?
曹洞宗の公式ポータルサイトで、地域別にお寺を探したり、坐禅会、ご詠歌、写経等々を行っているお寺を探せるサイトです。
全国の曹洞宗寺院の基本的な寺院名、住所・電話番号などや地図だけはすべて掲載されています。
そのほかの寺院ごとのデータは、各寺院で加筆して登録するものです。

H29.1.17 曹洞禅ナビ
このような画面になります。


昨年4月から始まったもので、今回、東照寺について加筆して登録しました。
こちらです。ご覧になってください。
東照寺のホームページの方が詳しいのですが・・・。


加筆しているご寺院が少ない状況ですが、今後、少しずつ内容が充実してくると思います。
全国の曹洞宗寺院が検索できるのがいいですね。
坐禅の作法や写経の仕方などもリンクで見ることができますよ。
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一挙に積雪1m超え

前回9日に積雪が異常に少ないこと。
そして翌日からは大雪の予報と書きましたが、そのとおりです!
天気予報は100点満点。

尾花沢市のホームページに毎日の積雪データが載っています。
尾花沢消防署が尾花沢市の中心部の積雪観測地点ですが、120cm。
東照寺の駐車場もその程度です。
いつもは尾花沢市中心部より多いのですが、今はそんなに変わりないようですね。

ちなみに、昨年の1月13日の積雪はと見てみたら、同じく120cm。
一昨年は160cm。
平年並みに近づいて来たということでしょう。
もう数日は冬型の気圧配置とのこと。
雪と接する時間が多くなりそうです。


H29.1.13 沙弥
愛娘の沙弥も、雪遊びで疲れ気味。
♪ 犬は コタツで 長くなる~ ♫
声を掛けても首も持ち上げません。眠くてしかたがないよう。
10歳と8か月。人間の年齢にたとえると私よりも年上になってるのだそうですから、仕方がないですよね。

H29.1.13 本堂
本堂の屋根の雪もこのとおり。
かやぶき屋根のように、屋根が厚くなりました。
屋根から雪が滑り落ちる時は、ビックリするほどの音がします。
屋根に雪が積もっている時は、軒下は要注意です。
先ほど、県内で女性の方が屋根からの落雪の下敷きになり亡くなったとのニュース報道もありました。
雪国のみなさん、お互い注意しましょう!

東照寺の山門を通って来る時も、
     ≪ 落雪注意 ≫ です!

平成29年です!

あけましておめでとうございます。
もう9日ですから、新年のあいさつをするには間が抜けた時期となってしまいましたね。

さて、今年は雪国の山寺にはめずらしいほど雪が少ないです。
まったく無しでないところが雪国尾花沢の寺らしいわけですが・・・。

H29.1.8 本堂

三が日に雪を触らない ( 除雪しない ) なんてことは、60年近い人生でほとんど経験がないですからね。
今日も今は雨。小寒も過ぎた今の時期に雪にならないなんて・・・。

私が生活するには楽ですが、尾花沢市の花笠スキー場は滑走せきませんし、県内の3分の1のスキー場で×印が付いています。
除雪を仕事としている業者さんも大変でしょう。雪が降るのを見て 「 お金が降ってきた! 」 と叫ぶなんてことも冗談ではないわけですから・・・。
雪国で雪が降らないということは世の中にお金が回らないということにも繋がるんです。


ところで、こんな話があります。

いつも泣いているお婆さんがいる。
和尚さんが、なんで泣いているのか聞いてみると、
「 傘を作っている息子と紺屋 ( 布地を染色する藍染め屋 ) に勤めている息子と二人いるが、雨が降らなければ傘が売れないだろうと悲しみ、雨が降れば紺屋は布が乾かなくて大変だろうと思って泣いている 」 と。
それを聞いた和尚さんが 「 そりゃ~逆だ。雨が降らなければ紺屋の息子を、雨が降れば傘屋の息子を思って喜べばいいじゃないか。 」 と教えてあげたという話です。

考え方ひとつで泣き顔が笑い顔に変えられるということですね。
ここまで極端でなくても、私たちも似たような受け止め方をしてしまいがちです。

雪国で生活するに 「 雪は邪魔者 」 「 雪さえ降らなければ 」 とよく聞く会話ですが、どうせ雪国で生活するなら雪の良いところを少しでも見つけようと考えた方が笑顔になれるのでしょう。
そう言いながらも、今のところは除雪の苦しみから解放されてちょっと楽チンと思っている私ですが・・・。

明日、そしてあさってからは大雪になるような予報です。
笑いながら受け止めてみたいと思います。できるだろうか心配 ( 笑 )


ところで、先ほどのおばあちゃんの話ですが、和尚さんの話はごもっともですが、苦しんでいる子の方に考えが行くというのは、親として当然なのかもしれませんね。
有り難いことです。
プロフィール

zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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