戦死病没者慰霊法要
毎年春彼岸中に行っております “ 東照寺戦死病没者慰霊法要 ” を執り行いました。
先代の住職が東照寺に住職として入山した昭和20年代に始められ、毎年欠かすことなく行われてきました。
現在の私たちの生活は、戦争で亡くなられた方々を語らずには成り立ちません。
感謝の誠を捧げ、戦没者と有縁の方々と共に御霊の安らかならんことを祈りました。
法要を終えた後、短い時間をいただきお話をさせていただきましたが、戦地での悲惨な状況を語る方々は時代と共に少なくなり、終戦の年に小学生だった方も80歳になってしまいました。
当時子供であった方々にとっては、食糧難や学校での作業体験などが戦争体験談となってしまいます。
戦争体験者であっても、戦争という名の下、人間が人間の命を奪い合うという残忍な行為を肌で体験していないわけです。
そのような中で、自分も含めた戦争を知らない世代が、同じ過ちを犯さないようにするにはどうすればいいでしょうか。
各国における軍備拡張や国内では憲法改正の声も大きくなる中、戦争へと結びつくことだけは回避して欲しいものです。
英霊をヒーローとしてだけまつり上げるということは望ましいことではないわけですが、世の流れに振り回されながらも、国を、家族を守るために若くして命を落とされた方々に対する慰霊の念は持ち続けなければならないと思っています。
道を誤らないことを誓う意味でも、今後も慰霊法要を続けて行きたいと思います。

毎年 “ 餡もち ” をお供えします。ご自宅のお仏壇にお供えしていただきます。

お一人お一人の俗名と戒名を読み上げます。
親族の方が読み込まれると、それぞれ合掌して念じていただきます。

“ 般若心経 ” と “ 修証義 ” はみなさんご一緒に声に出して読んでいただけます。
先代の住職が東照寺に住職として入山した昭和20年代に始められ、毎年欠かすことなく行われてきました。
現在の私たちの生活は、戦争で亡くなられた方々を語らずには成り立ちません。
感謝の誠を捧げ、戦没者と有縁の方々と共に御霊の安らかならんことを祈りました。
法要を終えた後、短い時間をいただきお話をさせていただきましたが、戦地での悲惨な状況を語る方々は時代と共に少なくなり、終戦の年に小学生だった方も80歳になってしまいました。
当時子供であった方々にとっては、食糧難や学校での作業体験などが戦争体験談となってしまいます。
戦争体験者であっても、戦争という名の下、人間が人間の命を奪い合うという残忍な行為を肌で体験していないわけです。
そのような中で、自分も含めた戦争を知らない世代が、同じ過ちを犯さないようにするにはどうすればいいでしょうか。
各国における軍備拡張や国内では憲法改正の声も大きくなる中、戦争へと結びつくことだけは回避して欲しいものです。
英霊をヒーローとしてだけまつり上げるということは望ましいことではないわけですが、世の流れに振り回されながらも、国を、家族を守るために若くして命を落とされた方々に対する慰霊の念は持ち続けなければならないと思っています。
道を誤らないことを誓う意味でも、今後も慰霊法要を続けて行きたいと思います。

毎年 “ 餡もち ” をお供えします。ご自宅のお仏壇にお供えしていただきます。

お一人お一人の俗名と戒名を読み上げます。
親族の方が読み込まれると、それぞれ合掌して念じていただきます。

“ 般若心経 ” と “ 修証義 ” はみなさんご一緒に声に出して読んでいただけます。
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