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『 東大寺と東北 』 展

宮城県多賀城市にある “ 東北歴史博物館 ” に行ってきました。
東日本大震災からの復興を祈念する特別展です。
≪ 東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り ≫

奈良の大仏で有名な東大寺。
東大寺は、奈良時代に聖武天皇が仏教の教えを中心に国を守るという目的のために建立されました。
しかし、今日に至るまでに、平安末期の1180年には源平の争乱で大仏や伽藍が焼失。
また、戦国時代の1567年にも中心伽藍のほとんどが焼失。その後、大仏は100年以上雨ざらし状態だったそうです。

これらの被害があった中、復興に命を傾けた上人さま方の情熱が伝わる展示となっています。


国宝17点、重要文化財25点を含む展示で、間近に見ることができました。

妻は、重要文化財の “ 地蔵菩薩立像 ” に心惹かれたようで、写真入りファイルを買っていました。
「 ああいうお顔が眉目秀麗って言うのじゃないかな~ 」 などと帰りの車の中でつぶやいていました。


6月24日までの開催です。時間があれば行ってみてください。
( 月曜日が休館です )

2018.05.24 多賀城市 東北歴史博物館
東北歴史博物館前の掲示。  国宝の誕生仏が写っています。
実物は、今まで見た誕生仏の中で一番大きかったですね。
47cmあるそうです。

2018.05.24 東大寺 大仏の右手 表
東大寺大仏の右手のレプリカ。 逆光なので見にくいですね。
手のひらの高さは2.6ⅿだそうです。

2018.05.24 東大寺 大仏の右手 裏
東大寺大仏の右手レプリカの裏側。
この角度は、レプリカならでは。 妻も写真を撮っていました。

2018.05.24 東大寺 仁王像の顔
南大門の仁王像(金剛力士像)の阿吽の顔です。

来週、東大寺に行く予定です。
本物もしっかりと見て、しっかりと手を合わせてきたいと思っています。
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立川志の輔独演会 新潟市

落語は昔から好きで、子供のころはNHKのテレビでよく見ていました。
好きな落語家さんは、亡くなられた方も多いですね~。

そして、今、一番好きな落語家は “ 立川志の輔師匠 ” です。
NHKの “ ためしてガッテン ” の司会もしていますね。
その師匠の新潟市での独演会に行ってきました。
仙台へ31日に来るのですが行けないので、車で4時間以上かかる新潟に行ってきたんです。

5月17日、18時30分開演 ~ 20時30分までの予定とのことでしたが、終了は21時15分。熱演でした。
前座さんが10分程度 一席した後、志の輔師匠が三席。
新作落語の 「 買い物ブギ 」 、 古典落語の 「 猫の皿 」 と 「 宿屋の富 」 の三席。
聞いたことのある話ばかりでしたが、何度聞いても面白い。
志の輔師匠の場合は、まくら ( 各はなしの本編に入る導入部分の話 ) の部分に、現在の時事を題材にしたりするので、旬な笑いにもなります。

「 猫の皿 」 のまくらの部分で、映画初主演の話がありました。
「 ねことじいちゃん 」 という映画で、猫のタマと志の輔師匠のじいちゃんが主役。
人気コミックの 「 ねことじいちゃん 」 を映画にしたもので、妻に先立たれたおじいちゃんが、妻がいたころに助けた猫との二人?暮らしながら、島の人たちとの暖かい人間関係を描く映画になりそうな話でした。
映画の宣伝みたいでしたが ( 笑 ) 、その話もおもしろいんですよ。

監督が、NHKの “ 世界ネコ歩き ” の写真家である岩合光昭さん。
動物写真家ですが、猫を撮影させたらピカ一でしょう。
どんな映画になるのでしょう。楽しみです。
公開は来年とのことですので、まだ先ですが、是非、観に行きたいと思っています。


落語を満喫したその日は、その後、妻と二人で新潟の酒をおいしくいただきました。
ホテルに戻ったのは翌日になっていましたね。
楽しかった~。
みなさんも落語聞きませんか。YouTubeでもいろいろな落語家さんの話が聞けます。
好きな話や好きな落語家さんを見つけるのもいいですよ。

2018.05.17 立川志の輔独演会

“ 音楽と癒しのお茶会 ”

東照寺写経の会に参加してくれている 加藤希望さんが、6月17日、尾花沢市のレストラン徳良湖で “ 第1回 音楽と癒しのお茶会 ” を行います。
昨日の写経の後の茶話会でお話がありました。
マリンバの齋藤伸也さんは大学時代の同級生とのことです。
お茶をいただきながらの二人の演奏と、カラーセラピストの方お話もあるようです。
“ カラーセラピスト ” さんってどんなことをするのか、あまりわかりませんが・・・。楽しい雰囲気になるようですよ。

その日は、東照寺の庄内観音霊場の巡礼と重なって行けないのが残念です。
3年ほど前のコンサートも都合がつかず行けなかったし・・・。
でも、第1回ということなので、次回は是非と思っています。

会場のスペースの関係で、限定30名だけということです。
お早めに加藤さんにTELしてください。

2018.06.17 コンサート

第25回 東照寺写経の会

今回の参加者は15名。
今回、小学生のお孫さんを連れてこられた方もいました。
毎回参加されている方ですが、陸上の大会があって、大会に参加する学年が決まっていて、それ以外は学校が休みなんだそうです。
平均年齢がグーーッと下がりました(笑)
般若心経を書いてもらってもよかったのですが、お釈迦様の写仏をしてもらいました。
作品はお家に持って帰られました。
写真を撮り忘れたので、作品が紹介できないのが残念です。

先週、ブログにも載せました “ 天童市民プラザの生涯学習講座 ”  『 暮らしに生かす坐禅 』 で、最後に 「 東照寺写経会 」 も紹介したのですが、その中のお一人が参加していただけました。
尾花沢市内の方ではないのですが、遠くからおいでいただきうれしいですね~。

2018.05.16 東照寺写経の会

宮沢土曜学校

“ 宮沢土曜学校 ” は、毎週土曜日に尾花沢市の宮沢地区公民館で行われているものです。
 小中学生10名ほどが入っているそうですが、書道や硬筆、読書、夏休みの自由研究など、幅広く教えてくれる学校です。
 その先生が森山洋さん。東照寺の役員さんでもあります。

 今、取り組んでいるのが “ 第52回 曹洞宗青少年書道展 ” への出品作品です。
 5月15日必着なので、今日が仕上げの日ということで真剣に取り組んでいました。
 中学生は部活動の関係などで休みのようでしたが、作品は提出済みのようです。

 学校での習字の時間がほとんどないということで、毛筆に慣れ親しむ機会が少ない中、ボランティアで指導をしていただけていることに感謝ですね。

2018.05.12 宮沢土曜学校 1

2018.05.12 宮沢土曜学校 2

2018.05.12 宮沢土曜学校 3

2018.05.12 宮沢土曜学校 4

2018.05.12 宮沢土曜学校 5

天童市民プラザ 講話

昨日、先日載せました “ 天童市民プラザの生涯学習講座 ”  『 暮らしに生かす坐禅 』の第1回目の講師を務めてきました。

20108.05.08 天童市民プラザ 暮らしに生かす坐禅

参加申込者が17名 ( 東照寺の檀家さんのご夫婦が参加しておられました。うれしいですね。 )
この講座は5~6年ほど前から行っているそうですが、最多の参加者数だそうです。
年齢層も2・30代~60代くらいと年齢層も幅があり、偏っていないのがいいですね。

19時ちょうどに開会のあいさつがあり、さっそく “ イス坐禅 ” の体験。
10分程度です。
イス坐禅の体験者は2名。そのほかの方は全員初めてということでした。
「 坐禅を体験してみようかな。 」 的な感じでしょうか。
なににしても、参加費を支払ってでも坐禅体験をしたいとおいでになる方々ですから、何かしらの思いがあってのことでしょう。


50分ほどのお話をさせていただきましたが、 最初に 「 坐禅は、なにかの為にするのではないよ。 」 というところから始めたものですから、何かを求めて、期待して来た方はビックリしたかもしれません。
「 姿勢を調え ( 調身 ) 、呼吸を調え ( 調息 ) 、心を調えれば ( 調心 ) 、いろいろな坐禅の効果がありますよ。 」 といった話をした方が初心者にはよかったのかもしれません。
しかし、あえて、 「 坐禅という仏の姿になり、自分が仏であることを認識することにより、日々の生活を仏として生きていける。 菩薩行を実践していくことに繋がるのですよ。 」 といった話をさせていただきました。

私に与えられた演題は “ 施食会はなんでするのか ” だったので、途中に施食会の話も入れましたが、全員、 “ 施食会 ” あるいは “ 施餓鬼 ” という言葉を聞いたことがないということでした。
一般の方にはメジャーな行事ではないようですね。
しかし、最後に、施食会と阿難尊者の関係のことで質問がありました。
関心を持ってもらえたのはうれしいですね。
参加者の反応をいただけるのはありがたいです。

講話が終わってから、再度、10分程度のイス座禅をし、20時30分に終了しました。


坐蒲を使った坐禅は全員経験がないとのことでした。
是非、足を組んでの坐禅にも挑戦してほしいものですね。

プロフィール

zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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