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天童市民プラザ 講話

昨日、先日載せました “ 天童市民プラザの生涯学習講座 ”  『 暮らしに生かす坐禅 』の第1回目の講師を務めてきました。

20108.05.08 天童市民プラザ 暮らしに生かす坐禅

参加申込者が17名 ( 東照寺の檀家さんのご夫婦が参加しておられました。うれしいですね。 )
この講座は5~6年ほど前から行っているそうですが、最多の参加者数だそうです。
年齢層も2・30代~60代くらいと年齢層も幅があり、偏っていないのがいいですね。

19時ちょうどに開会のあいさつがあり、さっそく “ イス坐禅 ” の体験。
10分程度です。
イス坐禅の体験者は2名。そのほかの方は全員初めてということでした。
「 坐禅を体験してみようかな。 」 的な感じでしょうか。
なににしても、参加費を支払ってでも坐禅体験をしたいとおいでになる方々ですから、何かしらの思いがあってのことでしょう。


50分ほどのお話をさせていただきましたが、 最初に 「 坐禅は、なにかの為にするのではないよ。 」 というところから始めたものですから、何かを求めて、期待して来た方はビックリしたかもしれません。
「 姿勢を調え ( 調身 ) 、呼吸を調え ( 調息 ) 、心を調えれば ( 調心 ) 、いろいろな坐禅の効果がありますよ。 」 といった話をした方が初心者にはよかったのかもしれません。
しかし、あえて、 「 坐禅という仏の姿になり、自分が仏であることを認識することにより、日々の生活を仏として生きていける。 菩薩行を実践していくことに繋がるのですよ。 」 といった話をさせていただきました。

私に与えられた演題は “ 施食会はなんでするのか ” だったので、途中に施食会の話も入れましたが、全員、 “ 施食会 ” あるいは “ 施餓鬼 ” という言葉を聞いたことがないということでした。
一般の方にはメジャーな行事ではないようですね。
しかし、最後に、施食会と阿難尊者の関係のことで質問がありました。
関心を持ってもらえたのはうれしいですね。
参加者の反応をいただけるのはありがたいです。

講話が終わってから、再度、10分程度のイス座禅をし、20時30分に終了しました。


坐蒲を使った坐禅は全員経験がないとのことでした。
是非、足を組んでの坐禅にも挑戦してほしいものですね。

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Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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