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第56回 管内梅花流奉詠大会

10月30日(火)、第56回 曹洞宗山形県第一宗務所主催の 「 管内梅花流奉詠大会 」 が天童温泉 舞鶴荘で開催されました。

東照寺講は8名が登壇奉詠に参加。

そしてまた、東照寺の檀家さんではないのですが、写経にいらしている3名とそのお友だちを加え、4名で見学に来てくれました。
中には涙を浮かべて聞いていた方もいたとか。 「 よかったです! 」 と家内に話してくれたそうです。

開会式後に、早速、奉詠が始まりますが、最初は、複数の講が一緒になり奉詠を行う “ ブロック登壇 ” が行われました。

2018.10.30 管内梅花流奉詠大会 ブロック登壇
右側 前列3名 後列5名 が、東照寺講員

今年は6つのブロックに分かれ、東照寺講は5番目に新庄市の長泉寺講と一緒に “ 同行御和讃 ” を唱えました。
同行御和讃は、昨年の東照寺講の登壇奉詠曲でしたね。


ブロックでの登壇が終わってから、各講による奉詠。
東照寺は2番目の出番。
平日の開催で、午後から仕事に戻らなければならない方もいて、午前中の出番にしてもらいました。


奉詠の前にそれぞれの講の紹介があります。
今年の東照寺講の紹介文は次のとおりです。

今年で5回目の参加になります。
今年、2名が新たに講に加入しましたが、今日は二人とも都合がつかず、残念です。
月に2回の練習会は、みんな真剣に、そして、そのあとの茶話会は、仲よく、和気あいあいと。そんな東照寺講です。
今年は、6月に、私たち講員を中心に17名でご開帳の庄内観音巡礼に行き、観音様とのご縁もいただいてきました。
7月の梅花の検定会が終われば、いつも、今日の奉詠大会のための練習です。
少ないメンバーですが、練習の成果を、一生懸命お唱えさせていただきます。


2018.10.30 管内梅花流奉詠大会 東照寺講 (追善供養御和讃)
奉詠だけでなく、所作もみなさん揃っていました。

奉詠曲は“ 追善供養御和讃 1・3番 ” 。
東照寺講のみなさんは、本番に強い!
曲の強弱も上手に唱えられたので、亡き人への想いが感じることができました。
「 これまでの練習した中でも一番のできだったね 」 と、家内と顔を見合わせました。


奉詠が終わってからの清興(せいきょう アトラクション)は、マンドリン・マンドラ・ギター・フルート・コントラバスによる “ ミニコンサート ”

河北町を中心に活動されている 「 アンサンブル・ルポゼ 」 14名の皆さんのコンサート。

2018.10.30 管内梅花流奉詠大会 清興 1

クラシック的な演奏は少なめに、美空ひばりや童謡・唱歌など、プログラムに歌詞を載せて、一緒に歌いながらのひと時。

2018.10.30 管内梅花流奉詠大会 清興 2

指揮者の軽妙なトークに会場の笑い声も響き、盛大な拍手で盛り上がりました。

2018.10.30 管内梅花流奉詠大会 清興 3

仕事を休んでおいでいただけた演奏者の方々もいたことでしょう。ありがとうございました。


2018.10.30 管内梅花流奉詠大会 詠範の奉詠1
お寺の奥様方、詠範のお唱え。20数名の声が調和して、美しい御詠歌を聞かせてくれました。
家内は前列の中央付近です。

2018.10.30 管内梅花流奉詠大会 詠範の奉詠2
横長の会場でした。 講員170名ほど。 
師範 ・ 詠範が加わって200名を超える参加者でした。
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千ヵ寺巡拝 満願成就

今日、鳴子在住の小幡正幸さんが、 『 千ヵ寺巡拝 満願成就 』 の報告にいらっしゃいました。

小幡さんが東照寺に初めておいでになったのは数年前。
バイクで来訪。
てっきり、若い方かと思いきや、ヘルメットをとれば、失礼ながらおじいさんでした。
当時は70歳代後半だったでしょう。現在、満82歳だそうですから。

「 御朱印帳に御朱印をいただきたい 」 とのこと。
寺に入ってもらいお茶を差し上げながら話を聞くと、御朱印をいただきながら千ヵ寺を巡るのが目標とのことでした。

東日本大震災の発生した平成23年10月27日に、天童市の若松寺 ( 最上三十三観音霊場 第一番札所 ) から始まり、7年で “ 千ヵ寺巡拝満願成就 ”。

本日は、その報告においでになり、千ヵ寺の寺院の名前と参拝した日にちを一覧表にした手作りの冊子を持参されたのです。
後ろに白紙3枚を付けたので、思い出に残る3カ寺の住職よりお祝いのしるしをもらいたいとのこと。
その3カ寺のひとつに選んでいただいたわけですね。
その理由は、簡単に言えば、温かく迎えてくれて、伺いやすいお寺だからということのようです。
多くの人に、そんな風においでいただける東照寺でありたいと思っているものですから、とても嬉しい理由ですね。

千ヵ寺巡拝は達成したものの、これからも続けていくとのこと。
住職のいない小さなお寺にもお参りし、その周りの方々と話をするようなゆったりしたお参りなどもしたいと思っているともおっしゃっていました。


千ヵ寺巡拝 満願成就 おめでとうございます!
いつでも立ち寄っていただければとお伝えしました。

2018.10.18 千カ寺巡拝 満願成就 1
小幡正幸さん

2018.10.18 千カ寺巡拝 満願成就 2
東照寺の本堂前で、愛車の250CCのバイクと。
手に持っているのが、千ヵ寺の寺院の名前と参拝した日にちを一覧表にした手作りの冊子。
本日、私が書いたところを開いて撮影しました。

第29回 東照寺写経の会

昨日行った写経の会の参加者は14名。
今回のお話は、先月話しきれなかった 『 日日是好日 』 の続編。
前回と重複してしまったところもあって、前回来た方には新鮮味が薄かったかなと、ちょっと反省しています。


写経の会の前日には、5月にも行った “ 天童市民プラザの生涯学習講座 ”
『 暮らしに生かす坐禅 』の秋コースの第1回目の講師を務めてきました。
前回は夜でしたが、今回は午前10時から11時30分までの同じく4回コース。

参加者は8名(男性2名 女性6名)。
春コースにも参加された方は2名。
お二人とも存じ上げている方で、お一人は東照寺の天童市在住の檀家さんです。

今回の私の演題は “ 第一 不殺生戒 ”。

大乗仏教の目指すところの菩薩様になるための誓いである “ 十六条戒 ” の中の “ 十重禁戒 ” の第一番目のお誓いです。

「 不殺生戒 」 ですから、殺生をしないということです。
毎日三度の食事の時でさえ、他の生き物の命をいただかなければ生きていけない私たちに、なぜ 「 不殺生 」という誓いをさせるのだろうかという疑問の、私なりの答えを約一時間お話ししました。
ここに簡単に書くとなると誤解もでてしまうかもしれないので書きませんが、参加者には少しでも受け止めていただけたならばいいなと思っています。


そして、今日は、東根市の公民館主催で歴史を研究している方々、20数名が東照寺にいらっしゃいました。
30分という短い時間で、山門・観音堂・本堂の説明をしました。
こちらも喜んでいただけただろうか・・・。
プロフィール

zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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