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第31回 東照寺写経の会

昨日、今年最後の 「 東照寺写経の会 」 が行われました。
今回の参加者は18名。

先月、初雪も降り、軒下の日陰部分には雪も少し残っています。
でも、例年より暖かいような気がしますね。今日、山形・天童・東根方面へと一日出かけていましたが、車の暖房なしで十分。
この時期にしては珍しいですね。


先月、11月の写経の会での話は、 「 ありがとう 」 の語源が、お釈迦様の “ 盲亀浮木のたとえ ” と言われるたとえ話の中の、 「 あることが難しい 」 ということから生まれたといった内容でした。

今回は、似かよっていますが、修証義 ( しゅしょうぎ ) というお経の第四章に出てくる 「 愛語 」 について。

まず、お経の中の 「 愛語 」 の部分の説明をしました。
でも、やさしい言葉を掛けることはいいことだと思っていても、過去の記憶が邪魔して、なかなか素直に 「 ありがとう 」 という簡単な言葉すら出せないんですね~。
旦那さんや奥さんに対して、 「 ありがとう 」 なんて言いにくいというのも、これまでの記憶が邪魔しているんです。
でも、思いっきって 「 ありがとう 」 を言えたら、大きな変化が生まれるかも・・・。

人にどんな声・言葉を掛けるかはとても大事だけれども、それ以上に、 「 どんな気持ち 」 で声を掛けるかはもっと大事だという話もさせていただきました。


そして、ミラーニューロン ( 能の神経を構成する細胞 ) というのが、脳医学で注目されているそうなんですね。
相手の気持ちを鏡のように反映する細胞なんだそうです。

笑顔を向けられれば、相手も笑顔になり。しかめっ面をすれば、相手も同じになる。
鏡 ( ミラー ) のように・・・。
優しい言葉を掛ければ、相手も優しい言葉で返す。
至極当然。
このことを肝に銘じ、私も努力していこうと思っています。

「 東照寺写経の会 」 は、1~3月は休みます。
来年4月から始めます。
日程は、 「 東照寺ホームページ 」 に掲載しますので、是非参加ください!

2018.12.03 カキ
東照寺の総代さん宅のカキの木。
青空に映えてきれいだったので写しました。

2018.12.03 なんだろう?
これはなんなんでしょう?
珍しいと思って写したんです。 どなたか教えてください。
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zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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