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第46回 東照寺写経の会

昨年の今頃は、「 来年には大分収まっているだろうなー 」 などとのほほんと考えていたのですが、まだまだのようですね。
ワクチン接種もやっと始まったばかり。
私の周りでは 「 申し込みはしたよ 」 という人の話を聞いた程度です。
今は、まず、気を付けることと、ワクチンに期待するしかないのでしょうね。

さて、昨日 4月27日の “ 東照寺写経の会 ” 参加者は15名。
もっと少ないのではと思っていたのですが、うれしいですね。

写真のとおり、机ひとつに一人ということで、昨年よりゆったりにと考えたら、廊下の部分での方も。
でも、窓際の方が明るくてよかったかも。


今回から、 『 仏垂般涅槃略説教誡経 ( ぶっしはつねはんりゃくせつきょうかいきょう ) 』 の説明です。
略して 『 遺経 ( ゆいきょう ) 』 ともいいます。

今回は出だしの部分だけ。
お釈迦様が35歳でお悟りを開いてから80歳までの45年間、多くの人々を導いてくださいました。
そして最後には、毒キノコによる食事を提供され、毒であることをわかりながらもありがたく頂き、それがもとでお亡くなりになるのです。

お釈迦様は、聖者でありながらも、特別な、超人ではないのです。
キリスト様のように、復活するような奇跡はないのです。

高齢になったお釈迦様が、 「 私は、外れた車輪を皮の紐で結んで動いている車のようだ 」 とおっしゃったそうです。
生老病死を見つめながらの人間としての一生を過ごされ、最後に示された説法。
それが、『 仏垂般涅槃略説教誡経 』 です。

来月から、その本文の説明が始まります。

「 波羅提木叉 ( はらだいもくしゃ ) を尊重し珍敬すべし 」 からです。
「 波羅提木叉 」 ってなんでしょうね。
お楽しみに!

2021.04.27 第46回 写経の会 1
9人分のイス席を準備しました。 まだ、イスとテーブルはあります。

2021.04.27 第46回 写経の会 2
全員、マスクしながら、もちろん、黙々と書いています。
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お墓掃除

雪国の山寺も雪が解けて、お墓へのお参りも可能になりました。
今日は、歴代住職と寺族のお墓の掃除をしました。
背中を洗うような気持ちで。 雑巾でですが・・・。(^^;)

杉の葉っぱもいっぱい落ちていましたね~。

妻の腰のハキゴは、掃除の後に山菜収穫の目的があってのことです。( 笑 )

観音堂の周辺や石段の掃き掃除、手すり取り付けなどなど、春の境内地は仕事がいっぱいあります。
でも、晴天が続いてくれるので、作業はしやすいです。風が強かったですけど。

2021.04.22 お墓掃除


東照寺写経の会 令和3年度の法話

今朝、朝のお勤めが終わってローソクの火を消していたら、 「 ホーケキョ 」 の鳴き声が聞こえてきました。
まだまだ下手ですね~。
書斎から見える雪解けの遅い崖面にはショウジョウバカマも咲きそろっています。
雪国の山寺もやっと春を迎えました。

「 東照寺写経の会 」 では、いつも写経をする前に住職からお話をさせていただいています。
30分程度ですね。
平成27年から始めて、当初の2年間で写経しているお経でもある 『 般若心経 』 の意味などを説明しました。
その後は、毎回、住職の気分で話題を変えて行ってきましたが、今回から 『 佛遺教経 ( ぶつゆいきょうぎょう ) 』 のお話をしていきたいと思います。

正式には 『 仏垂般涅槃略説教誡経 ( ぶっしはつねはんりゃくせつきょうかいきょう ) 』 といいます。ひらがなだと特に、どこで切って読めばいいのかわかりませんね。 ( 笑 )
略して 『 遺経 ( ゆいきょう ) 』 とも言います。簡単に言えばお釈迦様の遺言のお経です。
80歳でお亡くなりになる直前に弟子たちに向かって最後の説法をしてくださった内容をまとめたお経ですから、とても大事なことをおっしゃっているわけです。

そんな重要な内容を知らなければ損ですよね。
ということで、お経の最初から順を追って説明していこうと思っています。
今年だけでは終わりません。2~3年はかかるかも。
でも、難しい話をするつもりはありませんから、是非、聞きに来てください。

4月は27日です。 9時20分、本堂集合です!
事前に参加申し込みのご連絡ください。

【 募集チラシはこちらから 】

2021.04.21 ショウジョウバカマ1

2021.04.21 ショウジョウバカマ2

令和3年『 東照寺写経の会 』はじめます

昨年10月以来の投稿ですから半年ぶりの記事です。
「 ご覧いただいた方、お久しぶりです。東照寺住職、元気に過ごしています。冬眠から目覚めました。(^^)/ 」

コロナウイルス、第4波かとの声もありますね~。
昨年末頃には、オリンピック開催までワクチン接種も順調に進んでくれるのではとの期待もしていたのですが、大分裏切られた感じです。
先月末に県立河北病院の看護士さんから、 「 私たちもまだ接種していないです。 」 との話を聞き、「 えっ、医療従事者も! 」 と、驚いたところです。
ワクチンが行き渡れば、大分状況は変わってくるのでしょうが・・・。

さて、そんな中ですが、 『 東照寺写経の会 』 を、予定どおりに今月から再開することにしました。
4月は27日 ( 火 ) です。

【 募集チラシはこちらから 】

9時20分に参集し、般若心経の読経 と 30分ほどの法話 の後に、写経・納経をして解散という日程で行います。
尾花沢市内をはじめ、近隣市町の発症も若干ですが見られますので、大分悩んだのですが、座る位置の距離を十分にとり、昨年のように、茶話会を行わず、マスクと手先の消毒、換気などを十分配慮すれば実施も可能と判断しました。
特に、写経中は無言ですからね。

再開決定の大きな要因は、再開を悩んでいた先月、参加されている方から 「 今年の写経の日程はどうなっていますか? 」 との問い合わせがあり、待っている方が一人でもいらっしゃればと思い決めたところです。

昨年参加された方には、先日、個別に連絡をしましたが、即日に申し込みを頂いた方も複数名いらっしゃいます。

お誘いあわせの上、ご参加ください!!
マスク着用は言うまでもありません。

2021.04.11 令和3年 写経の会 チラシ
プロフィール

zenzen1213

Author:zenzen1213

山形県尾花沢市にある
曹洞宗寺院の住職です

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