楽書 2
第48回 東照寺写経の会
本日の “ 東照寺写経の会 ” 参加者は12名。
今日の法話は 『 仏遺教経 』 3回目です。
前回は、簡単にいえば、仏教徒としてルールを守ることが大切との教え。
それがわかったうえで何に気を付ければいいのかですね。
今回は “ 心を制御することが大切 ” との教えです。
私たちは、五根 ( 眼・耳・鼻・舌・身 ) から生じる五つの欲があります。
色欲 物欲であり、男女が惹かれ合う欲でもあります
声欲 心地よい音楽や耳に触りのよい言葉を聞きたい
香欲 いい香りを嗅ぎたい
味欲 美味しいものを食べたい
触欲 いいものを持ちたい 触れたい
このような欲を持つのは決して悪いことではありません。この欲があってこそ良き音楽や美術品や料理などが生まれ、人の心を安らがせ幸せをもたらしているのは間違いないのですから。
しかし、欲は限りないものです。その限りない欲に振り回され、心が乱れてしまってはいけないということです。
お釈迦様は、人間の心は、毒蛇や獣、盗賊よりも、また、大火事よりも恐ろしいものだとおっしゃっています。
これらは、傷つけたり物を無くしたりするかもしれないが、形のないものまでは害しないというのです。
しかし、心の中の賊は、人間の尊厳を殺してしまい、自分だけでなく、子や孫にまでも影響してくるというのです。
仏教では、すべての人は仏心・仏性を持っているといいます。
仏の心を持っていることを忘れて、五欲という汚れに覆われてしまうことのないように制御、コントロールしなければならないと諭されています。
心をコントロールするのは誰でもない、自分しかいないのです。
それには、もちろん坐禅で心を定めることが大事。
そして、写経もそのひとつでないかと思います。何かを得るために写経をしているというよりは、写経をしていると心が安らぎ、その中で清らかな仏の心が現れるのではないでしょうか。
来月まで、益々心清らかになってきていただけるよう呼び掛けて解散しました。
秋には茶話会ができるようになればいいのですが・・・。

あじさいとバラシオデ
あじさいも早いのは咲き始めました
今日の法話は 『 仏遺教経 』 3回目です。
前回は、簡単にいえば、仏教徒としてルールを守ることが大切との教え。
それがわかったうえで何に気を付ければいいのかですね。
今回は “ 心を制御することが大切 ” との教えです。
私たちは、五根 ( 眼・耳・鼻・舌・身 ) から生じる五つの欲があります。
色欲 物欲であり、男女が惹かれ合う欲でもあります
声欲 心地よい音楽や耳に触りのよい言葉を聞きたい
香欲 いい香りを嗅ぎたい
味欲 美味しいものを食べたい
触欲 いいものを持ちたい 触れたい
このような欲を持つのは決して悪いことではありません。この欲があってこそ良き音楽や美術品や料理などが生まれ、人の心を安らがせ幸せをもたらしているのは間違いないのですから。
しかし、欲は限りないものです。その限りない欲に振り回され、心が乱れてしまってはいけないということです。
お釈迦様は、人間の心は、毒蛇や獣、盗賊よりも、また、大火事よりも恐ろしいものだとおっしゃっています。
これらは、傷つけたり物を無くしたりするかもしれないが、形のないものまでは害しないというのです。
しかし、心の中の賊は、人間の尊厳を殺してしまい、自分だけでなく、子や孫にまでも影響してくるというのです。
仏教では、すべての人は仏心・仏性を持っているといいます。
仏の心を持っていることを忘れて、五欲という汚れに覆われてしまうことのないように制御、コントロールしなければならないと諭されています。
心をコントロールするのは誰でもない、自分しかいないのです。
それには、もちろん坐禅で心を定めることが大事。
そして、写経もそのひとつでないかと思います。何かを得るために写経をしているというよりは、写経をしていると心が安らぎ、その中で清らかな仏の心が現れるのではないでしょうか。
来月まで、益々心清らかになってきていただけるよう呼び掛けて解散しました。
秋には茶話会ができるようになればいいのですが・・・。

あじさいとバラシオデ
あじさいも早いのは咲き始めました
岩屋 薬師瑠璃光如来 遷座供養
先月2日の 岩屋 薬師瑠璃光如来 参拝・現地視察、見ていただけましたでしょうか。
こちらです。
その岩屋薬師堂の解体と薬師瑠璃光如来、十二神将、地蔵菩薩の尊像遷座の儀を、6月6日(日)に執り行いました。
7時30分に岩谷沢公民館集合。
総勢38名。
尾花沢市役所の職員の方も、ボランティアとして7名程参加していただきました。
若い方々で、地区民の方たちもありがたがっていました。
最高齢は満86歳。 「 来年米寿です! 」 とのこと。最後尾ではありましたが、お堂の直前が急な斜面、ロープを設置してという場所もある中、アッパレ!です。
9時に堂宇解体と尊像遷座の法要を副住職と厳修の後、まずは仏像の掃除。
すべての仏像が傷みが激しく、刷毛で払うのも気を配りながら。
丁寧に和紙やタオル、ビニール袋に包み、一人一体、リュックに背負い昼前には集落公民館に到着。
作業も歩きも皆さん黙々とスピーディーです。
堂宇の解体は来年対応。
まず今回は仏像を集落の公民館に運搬まで。
山形新聞の記者さんも同行し、今日、6月8日の新聞に載せてくれました。
思いのほか大きな記事です。
毎月8日は薬師如来の縁日なんですよ。
山形新聞さんナイスです
新聞記事は ≪ こちらです。ご覧ください。 ≫

薬師瑠璃光如来の御体。 頭と手は分離します。

まずは柔らかい刷毛で。 恐る恐る。

赤ん坊を抱えるように、やさしく包み込みます。
男性たちは力仕事で頑張っています。
こちらです。
その岩屋薬師堂の解体と薬師瑠璃光如来、十二神将、地蔵菩薩の尊像遷座の儀を、6月6日(日)に執り行いました。
7時30分に岩谷沢公民館集合。
総勢38名。
尾花沢市役所の職員の方も、ボランティアとして7名程参加していただきました。
若い方々で、地区民の方たちもありがたがっていました。
最高齢は満86歳。 「 来年米寿です! 」 とのこと。最後尾ではありましたが、お堂の直前が急な斜面、ロープを設置してという場所もある中、アッパレ!です。
9時に堂宇解体と尊像遷座の法要を副住職と厳修の後、まずは仏像の掃除。
すべての仏像が傷みが激しく、刷毛で払うのも気を配りながら。
丁寧に和紙やタオル、ビニール袋に包み、一人一体、リュックに背負い昼前には集落公民館に到着。
作業も歩きも皆さん黙々とスピーディーです。
堂宇の解体は来年対応。
まず今回は仏像を集落の公民館に運搬まで。
山形新聞の記者さんも同行し、今日、6月8日の新聞に載せてくれました。
思いのほか大きな記事です。
毎月8日は薬師如来の縁日なんですよ。
山形新聞さんナイスです

新聞記事は ≪ こちらです。ご覧ください。 ≫

薬師瑠璃光如来の御体。 頭と手は分離します。

まずは柔らかい刷毛で。 恐る恐る。

赤ん坊を抱えるように、やさしく包み込みます。
男性たちは力仕事で頑張っています。