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作業 ・ 合同供養 ・ 成道会 慌ただしい一日

庫裡裏の斜面の崩落対策

数日前に、庫裡裏の斜面の一部に亀裂等が見つかりました。
このまま放置しては、雪解けの時期など、特に崩落の危険があるのではとのことから、急遽、役員会を開催し、応急措置として水の浸入を抑えるためのシートを張ることにしました。

檀家さんの中で土建業等に携わっている方々と役員さんの手伝いにより、昨日から今日に掛けて、30㎝ほどの積雪の中での作業ということで難儀を掛けましたが、約30mの区間に対応していただきました。お陰さまで、ひとまずはということですが、自然の力は想像を超えますからね。心配は尽きません。
本格的な対応は、来春の雪解け後に行う必要があります。檀家さん方のご協力をお願いしなければなりません。よろしくお願いいたします。

H25.12.03 崖 1 写真の中央が特に危険

H25.12.03 崖 2 12月6日 臨時役員会で現地確認

H25.12.08 崖作業 1 雪の中の作業 住職・副住職も

H25.12.08 崖作業 2 小さめの重機も協力をいただく

H25.12.08 崖作業 3 終了後の写真

合同供養

午前中に、合同供養を行いました。
本年中に年忌が当たっている精霊をご供養する法要です。
参加されました方々にとって、回向する精霊に対し、それぞれの歳月を経た中で、それぞれの思いがあろうかと思います。

供養の意味について考えますと、手を合わせて念じてくれる方がいることは、亡くなられた方にとってありがたいことではあります。しかし、逆に、お参りに来た方が、供養をすることによって心安らかな気持ちになっていただくことが望ましいことではないかと思っています。

自分が亡くなった後、供養をされる側になったとしたら、手を合わせてくれる子や孫が供養の後に心安らかになってくれれば嬉しいですよね。

このように、亡くなった方が喜んでくれる、安心を与えるように念じるのが供養であれば、生きている側が、お釈迦様の教えに耳を傾け、正しい行いを実践していくこと一番の安心を与えることになるのではないでしょうか。
是非、お寺に足を運んでください。

   H25.12.08 合同供養 1
    般若心経と修証義を、一緒に唱えました
   H25.12.08 合同供養 2

12月8日 成道会

お釈迦様にとって、大きな節目の日が年3回あります。
誕生日     4月 8日 ≪ 降誕会(ごうたんえ)≫
お悟りの日 12月 8日 ≪ 成道会(じょうどうえ)≫
命 日     2月15日 ≪ 涅槃会(ねはんえ)≫
以上を「三仏忌」といいまして、各寺院において法要が執り行われます。
東照寺においても、法要を行います。大勢の参加とは行きませんが、主に、御詠歌を行っている方々に御詠歌もお唱えしていただきながら、お釈迦様に感謝のまことを捧げます。

2,400年以上昔に悟られたお釈迦様の教え、その教えの正しい法を受け継いだ道元禅師の教え、その教えを多くの人に教え広める基礎をつくられた瑩山禅師。
一仏二祖(いちぶつにそ)がおられればこその曹洞宗の教えを一緒に学んでいきましょう。

   H25.12.08 成道会 2
    御詠歌を唱えて

   H25.12.08 成道会 1
    お釈迦様の聖号を唱える中、全員焼香

   H25.12.08 成道会 2
    法要終了後にお話をさせていただきました

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曹洞宗寺院の住職です

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