アヤメが咲きました
白山堂の斜面にアヤメが咲きました。
「 こんなところにアヤメがあったっけ? 」 妻と一緒に首をかしげました。
私が小さい頃に境内地でアヤメが咲いていたのは記憶にありますが、最近では見かけなかったんです。


写真に撮ってみましたが、ブログに載せるのにチョット躊躇しました。というのも、「 いずれアヤメかカキツバタ 」という言葉があるじゃないですか。
「 どれも美しくて優劣をつけがたく、選ぶのに迷う 」というような意味ですが、「 似ていて、見分けがつかない 」という意味合いもあるようです。
ということで、この花はアヤメなのか? カキツバタなのか・・・?
いろいろと調べてみましたところ、アヤメとカキツバタのほかにも似ている花があるんですね~。
アヤメは漢字で「 菖蒲 」と書きますが、「 菖蒲 」は、ショウブとも読みますよね。
そうなんです。① 五月節句の時に菖蒲湯としてお風呂に入れる「 菖蒲( ショウブ 花はアヤメのように目立った花ではありません。湿地に生える ) 」
②「 花菖蒲( ハナショウブ 花が咲く。 湿気の多い草原に生える ) 」
③「 アヤメ( 漢字で書くと菖蒲。 排水の良い草原に生える ) 」
④「 かきつばた( 漢字で書くと杜若。 湿地に生える ) 」
以上、4種類、名前が似ているものや、花や葉が似ているものがあるんだそうです。
ショウブはサトイモ科で、それ以外はアヤメ科の違いもあるようですよ。
以上の違いを踏まえながらこの花を見てみると、花びらの模様などからしても「 アヤメ 」のようです。ということで、解決したのでブログに書いてみました。
ところで、不思議なのはなぜここに新たに咲いたのだろう? などと考えたりもするのですが、風で種が飛んできたのか、鳥が種を食べてフンを落としていったのか。いろんなことが考えられるわけですが、なんにしても、これも「 因果 」という言葉になるわけですね。
お釈迦さまがおっしゃっている「 因果の法 」
原因がなければ結果は起こらない。
種がなければ、もちろんアヤメは咲かなかったでしょうし、このブログも書くことにはならなかったということなんですが、でも、種という原因だけでは花は咲かないですよね。
途中に、養分のある土の上に落ち、雨が降り、太陽の光がそそぐという、すばらしいご縁があって、アヤメの花が咲くというありがたい結果が生まれたんです。
「 因果 」の間に「 縁 」 が入って、「 因縁果(いんねんか) 」といいます。
ましてや、アヤメは多年草ですが、種子を蒔いてから花が咲くまでに数年かかるのだそうです。数年間のご縁に感謝です。
私たちも同じなんですね。
父母(本来はもっともっと遡るわけですが)があって、人間としての命をいただいたのですが、誕生後に、なんのご縁もなく今の自分がある人は誰一人いませんよね。
おっぱいやおむつの交換から始まって、家族に守られ、多くの先生方の導きを得、親戚縁者、友人、先輩、同僚・・・。数えきれないほどのご縁があって今があるのです。
多くの太陽の光や雨がそそいでくれました。そして、今も続いています。
自分一人で生きている人はいません。
逆に、自分がいるからこそ回りの人たちに光となり恵みの雨となることもできるということに気づかなければなりませんね。
今、命あることに感謝し、共に 「 善根福種 」の道を歩んでいきましょう。
来年には、アヤメの株が増えるといいな~。


九輪草も咲いています
「 こんなところにアヤメがあったっけ? 」 妻と一緒に首をかしげました。
私が小さい頃に境内地でアヤメが咲いていたのは記憶にありますが、最近では見かけなかったんです。


写真に撮ってみましたが、ブログに載せるのにチョット躊躇しました。というのも、「 いずれアヤメかカキツバタ 」という言葉があるじゃないですか。
「 どれも美しくて優劣をつけがたく、選ぶのに迷う 」というような意味ですが、「 似ていて、見分けがつかない 」という意味合いもあるようです。
ということで、この花はアヤメなのか? カキツバタなのか・・・?
いろいろと調べてみましたところ、アヤメとカキツバタのほかにも似ている花があるんですね~。
アヤメは漢字で「 菖蒲 」と書きますが、「 菖蒲 」は、ショウブとも読みますよね。
そうなんです。① 五月節句の時に菖蒲湯としてお風呂に入れる「 菖蒲( ショウブ 花はアヤメのように目立った花ではありません。湿地に生える ) 」
②「 花菖蒲( ハナショウブ 花が咲く。 湿気の多い草原に生える ) 」
③「 アヤメ( 漢字で書くと菖蒲。 排水の良い草原に生える ) 」
④「 かきつばた( 漢字で書くと杜若。 湿地に生える ) 」
以上、4種類、名前が似ているものや、花や葉が似ているものがあるんだそうです。
ショウブはサトイモ科で、それ以外はアヤメ科の違いもあるようですよ。
以上の違いを踏まえながらこの花を見てみると、花びらの模様などからしても「 アヤメ 」のようです。ということで、解決したのでブログに書いてみました。
ところで、不思議なのはなぜここに新たに咲いたのだろう? などと考えたりもするのですが、風で種が飛んできたのか、鳥が種を食べてフンを落としていったのか。いろんなことが考えられるわけですが、なんにしても、これも「 因果 」という言葉になるわけですね。
お釈迦さまがおっしゃっている「 因果の法 」
原因がなければ結果は起こらない。
種がなければ、もちろんアヤメは咲かなかったでしょうし、このブログも書くことにはならなかったということなんですが、でも、種という原因だけでは花は咲かないですよね。
途中に、養分のある土の上に落ち、雨が降り、太陽の光がそそぐという、すばらしいご縁があって、アヤメの花が咲くというありがたい結果が生まれたんです。
「 因果 」の間に「 縁 」 が入って、「 因縁果(いんねんか) 」といいます。
ましてや、アヤメは多年草ですが、種子を蒔いてから花が咲くまでに数年かかるのだそうです。数年間のご縁に感謝です。
私たちも同じなんですね。
父母(本来はもっともっと遡るわけですが)があって、人間としての命をいただいたのですが、誕生後に、なんのご縁もなく今の自分がある人は誰一人いませんよね。
おっぱいやおむつの交換から始まって、家族に守られ、多くの先生方の導きを得、親戚縁者、友人、先輩、同僚・・・。数えきれないほどのご縁があって今があるのです。
多くの太陽の光や雨がそそいでくれました。そして、今も続いています。
自分一人で生きている人はいません。
逆に、自分がいるからこそ回りの人たちに光となり恵みの雨となることもできるということに気づかなければなりませんね。
今、命あることに感謝し、共に 「 善根福種 」の道を歩んでいきましょう。
来年には、アヤメの株が増えるといいな~。


九輪草も咲いています
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